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荘内日報ニュース


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2007年(平成19年) 9月22日(土)付紙面より

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秋の交通安全県民運動スタート 高齢者事故撲滅に重点

 秋の交通安全県民運動が21日、県下一斉にスタートした。30日までの期間中、高齢者の交通事故防止を運動の基本とし、飲酒運転撲滅などを重点に庄内地方でも警察や各市町、各地区交通安全団体が一丸となり、活動を展開する。

 今年の運動では、▽飲酒運転の撲滅▽夕暮れ時の歩行者・自転車の事故防止▽交通マナーアップによる道路横断時の事故防止▽シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―の4点を重点目標に掲げた。

 鶴岡地区では初日、鶴岡市の藤島体育館前広場で、関係者約200人が参加して出発式が行われた。石川昭雄鶴岡警察署長が「地域の安全は地域で守り、運動期間中に事故を起こさないよう皆さんから協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 続いて藤島地区老人クラブ連合会の小野寺久記会長が「長年の経験を生かし、交通安全に努める」と安全宣言。その後、参加者らは国道345号沿いに整列し、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。

 期間中は、「交通安全マナーアップキャンペーン」(25日、国道7号荒井京田など)、「踏切事故防止キャンペーン」(27日、錦町茅原踏切)「電動車いす利用者の交通安全教室」(28日、鶴岡自動車学園)などを展開する。

 酒田地区では初日、酒田市の希望ホールで出発式を兼ねた「交通事故の防止を祈願する集い」を開催した。終了後は交通広報や街頭指導を展開した。

 期間中は、同地区で継続している「家庭・事業所訪問」を25日から3日間行うほか、「交通安全高齢者等市民大会」(28日、同市総合文化センター)、「高校生の自転車事故防止研修会」(25日、酒田自動車学園)などを行う。

 庄内地区では初日、庄内町役場駐車場で出発式を開いた。終了後は町内全域で告知パレードを実施した。期間中は、恒例の「『新米』にかえりしっかりハンドル『おにぎり』作戦」(28日、国道47号舟つなぎの松駐車帯)、「ダンプドライバー早め点灯安全運転キャンペーン」(27日、管内一円)、「電動三輪車交通安全講習」(25日、関東自動車学校)などを繰り広げる。
          
          

鶴岡地区では運動初日、国道345号沿いで交通安全団体が街頭立哨を展開した
鶴岡地区では運動初日、国道345号沿いで交通安全団体が街頭立哨を展開した


2007年(平成19年) 9月22日(土)付紙面より

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11月下旬完成目指す 大通り交差点改良 中通りは一部対面通行に

 酒田市一番町の大通り(主要地方道酒田港線)と中通り(市道中通り線)の交差点改良に関する事業説明会が20日、同市の希望ホールで開かれ、県と市側が地元住民らに事業内容を示した。JR酒田駅方面から中通りに右折できるように大通りの中央分離帯のカットなどを行うもので、来月上旬から工事に取り掛かり、11月下旬の完成を目指す。中通りへの誘客を促進し、商店街の活性化につながるものと期待されている。

 県庄内総合支庁道路計画課によると、大通りでは中通りとの交差点一帯の中央分離帯をカットし、十字路交差点とする。これに伴い、約50メートル北側の栗原甘泉堂前の交差点には分離帯を設け、信号機は中通りとの交差点に移設する。新たにできる十字路交差点には、南北の進行方向双方に右折レーンを設け、大通りを渡るための横断歩道を2カ所に新設する。

 交差点を挟み、中央分離帯を計87・5メートル区間でカットし、栗原甘泉堂前など交差点を除き新たにガードパイプの分離帯を設置する。新たに右折レーンを設けるが、現在の中央分離帯(幅3メートル)部分を使うため、車道幅が狭まることはないという。

 一方、市土木課によると、中通り側では、大通りとの交差点からラケットショップストラット前までの1街区分62・5メートル区間で改良工事を行う。現在は東側から西側への一方通行となっているが、同区間だけ対面通行とするため、路側帯や側溝を含む車道幅を平均約5メートルから8メートルに拡幅し、センターラインを引く。

 現在は左右に停車帯があるため蛇行した道路形状となっているが、この停車帯をなくして道路を直線化する。歩道幅は現在の3・4―5メートルから3・5メートルとなる。左右に4カ所ずつ計8カ所程度の植樹ますを設ける。車道の表面には補強用に赤いカラー舗装を施す。

 市では、一帯の交通の流れが変わるため、市福祉乗り合いバス「るんるんバス」のコース変更を検討している。
 この日の事業説明会には地元住民や商店の関係者ら約30人が参加。参加者からは「早く中通り全体を対面通行にしてほしい」「大通りの地下道はどうなるのか」といった意見や質問が出た。これに対し、市側は「将来的に対面通行をもっと西まで延ばしたい。地元商店街などとよく相談したい」「地下道はまだ使えるので当面は現在のまま」などと答えていた。

 大通りの工事は片側2車線を1車線に規制し、中通りの工事は舗装時に数日全面通行止めとなる以外は車両を通しながら行う予定。

画像(JPEG)



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