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2008年(平成20年) 2月8日(金)付紙面より

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庄内米はえぬきのバケツ苗観察コンテスト 一條小5年 庄司桜子さん入賞

 全農庄内本部の「庄内米はえぬきのバケツ苗観察コンテスト」の審査結果がまとまった。全国から約200点の応募があり、地元・庄内地方から酒田市立一條小5年、庄司桜子さんの作品が入賞した。

 庄内米のPRと農業への理解を深めてもらうことなどを狙いに2005年度から毎年、同本部のホームページ上で参加を呼びかけている。自分がバケツで育てた稲の成長を、観察日記にまとめるもの。

 本年度は、昨年12月末まで募集したところ、北は本県から南は沖縄県まで、全国にわたって応募があった。後藤英彦副本部長ら同本部職員が審査し、最優秀1点、優秀2点、キャラクター賞3点、JA特別賞1点、入選8点の入賞15点、学校賞1校を決めた。

 最優秀賞に選ばれたのは、香川県三豊市立下高瀬小5年の田中杏奈さんの「ありがとう いのち?バケツいね?」と題する作品。玄米の芽だしから、収穫後の縄ないなど、広範にわたって細部まで稲にかかわり、「いのちの大切さを学んだ」という実感が伝わる内容が高く評価された。

 キャラクター賞として、本県で唯一の入賞となった庄司さんの作品は「はじめての稲作り」と題するもの。成長するにつれて変わっていく葉の色や株分かれに注目して観察し、ミニかかしを作って収獲を待ちわびる気持ちなど、稲と心を通わせている様子をつづった。

 また、学校賞としては、課外活動として学校ぐるみでバケツ苗観察に取り組んだ沖縄県西表島の竹富町立大原小学校が選ばれた。

 同本部営農企画課では「年々、観察の精度が高まり、葉色や分けつ(株分かれ)など、かなり専門的で細かいところまで観察しているものが増えている。学校田などがある地元よりも、都市部での関心が高いようだ」としている。

 入賞者には表彰状と副賞(図書カード)が贈られる。

一條小の庄司さんの作品
一條小の庄司さんの作品



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