2008年(平成20年) 8月5日(火)付紙面より
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酒田市の酒田港まつりのメーンイベント「酒田花火ショー・2008星の火祭り」が2日夜、酒田市の最上川河川公園で開かれ、約1万2000発の光の大輪が港都の夜空を華麗に彩った。
今年は、来年で創始400年を迎える「酒田まつり」をモチーフにしたもの、ヨハン・シュトラウス作曲「春の声」やヘンデル作曲「王宮の花火の音楽」に合わせ打ち上げる「ヨーロッパ花火劇場」など7部構成で、計52プログラム。
午後7時半すぎ、赤色や青色、緑色など色とりどりのスターマインが打ち上げられ、夜空に大輪の花を咲かせ開幕。星空からの手紙、夢の輝き、光のキャンパスなどをイメージしたスターマインが約1時間にわたって打ち上げられた。フィナーレは15号玉3発同時打ち上げで会場一帯が光で包まれた。
この日は川風が心地良い絶好の花火日和。最終盤に一時、雨がぱらついたものの、河川敷は浴衣姿の家族連れら大勢の見物客で埋め尽くされ、夜空で展開する光と音の共演に見入っていた。
夜空に大輪の花が咲き乱れた