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2008年(平成20年) 6月3日(火)付紙面より

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大自然を満喫 タキタロウまつりにぎわう

 鶴岡市大鳥地区のタキタロウまつりが1日、同地区のタキタロウ公園周辺で行われ、大勢の家族連れなどが豊かな自然を利用した様々なイベントを満喫した。

 大鳥池にすむと言われる幻の大魚「タキタロウ」にちなみ、新緑の大鳥地区をPRしようと毎年この時期に開かれている恒例イベント。今年で23回目を迎えた。

 今回も赤川(大鳥川)が荒沢ダム湖に流れ込む付近の親水区域とタキタロウ公園を会場に、魚のつかみ捕りやカヌースクール、朝日大泉小児童による歌とタキタロウ太鼓演奏、地元産の山菜販売など、多彩なイベントが催された。

 この日はすっきりと晴れ渡り、昼が近づくにつれ気温も上昇。大鳥川の一角に特設会場を設けた人気の魚のつかみ捕りは、1回目が午前10時半に開始。2歳児から小学6年生まで約60人が参加した。

 川には大量のニジマスが放され、子供たちはずぶぬれになりながら「そっち、そっち」「何匹つかまえた?」など歓声を上げ、夢中で追い掛け回していた。

子供たちが夢中で魚を追いかけ、豊かな自然を満喫した
子供たちが夢中で魚を追いかけ、豊かな自然を満喫した


2008年(平成20年) 6月3日(火)付紙面より

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衣替え 「6月」夏の訪れ

 「衣替え」の1日、庄内地方の市街地などでは、白い夏服姿に変わった中高校生らが街角に季節の移り変わりを告げた。

 酒田測候所によると、同日朝方の最高気温は平年より5・1度低い17・0度で、曇り空の肌寒い天候となった。

 鶴岡市内ではこの朝、真っ白いセーラー服やワイシャツ姿に衣替えした生徒たちの姿が見られた。女子生徒たちは友人たちとおしゃべりしながら、日増しに濃さを増す街路樹の下を通って学校へと向かっていた。

白い夏服姿が夏の訪れを感じさせた=1日、鶴岡北高校門前
白い夏服姿が夏の訪れを感じさせた=1日、鶴岡北高校門前


2008年(平成20年) 6月3日(火)付紙面より

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けがれ清め本宮目指す 湯殿山開山祭 県内外の信者、所願成就祈る

 出羽三山の「奥の院」と呼ばれる湯殿山(1504メートル)の開山祭が1日、鶴岡市田麦俣の湯殿山神社本宮で行われた。残雪の下、県内外から多くの信者が訪れ、所願成就を祈った。

 湯殿山は、羽黒山と月山で修行を積んだ修験者が生きながら仏の境地に入る聖地とされ、霊湯が湧出(ゆうしゅつ)する巨岩がご神体として祭られている。昔から「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められ、1689(元禄2)年にこの地を訪れた俳聖・松尾芭蕉は「語られぬ湯殿にぬらす袂(たもと)かな」の句を残している。

 この日は前日の雨が上がり、すっきりと晴れ渡って初夏を感じさせる天候となった。標高1100メートル付近にある本宮周辺では残雪が見られ、白装束姿の信者たちが午前中から大勢足を運んだ。本宮前で裸足になり祈祷を受けた後、人形(ひとがた)の依代(よりしろ)で顔や手足をふいて俗世のけがれを取り除き、近くのせせらぎに流していた。

 午前11時から開山祭が始まると本宮内は満杯となり、信者たちは静かに身体堅固や家内安全などを祈っていた。

けがれを人形で清め、本宮に入る準備を済ませた
けがれを人形で清め、本宮に入る準備を済ませた



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