2008年(平成20年) 8月10日(日)付紙面より
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鶴岡市大泉地区で8日、収穫期を迎えている特産のだだちゃ豆の盗難防止パトロールが行われ、生産者へ盗難の注意と自主防犯などを呼び掛けた。
市防犯協会大泉支部(菅原孝一支部長)が地区の特産品を守ろうと、2001年から毎年収穫期を迎えるこの時期、鶴岡警察署などと連携して実施している。
この日のパトロールには支部員や同署員など約20人が参加。パトカーなど7台に分乗して、午後3時に市農村センターを出発。約1時間かけて、白山、山田、布目、下清水など14地区のだだちゃ豆畑や選別所を巡回し、盗難に遭わないよう自主防犯を促す啓発チラシを生産農家に手渡した。
同支部では今月18日に再度、パトロールを行うほか、支部員らが随時見回り警戒を続ける。
だだちゃ豆を生産する農家に自主防犯を呼び掛けた
2008年(平成20年) 8月10日(日)付紙面より
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三川町青山の青龍寺川で9日、「フェスティバルざっこしめ」が行われ、子供たちがヤマメのつかみ捕りに挑戦した。
豊かな恵みをもたらし、自然の偉大さや大切さを教えてくれる川に、昔からの遊び「ざっこしめ」を通して親しむとともに、親子の触れ合いを深めようと三川町公民館が毎年開いており、今年で19回目。
この日は町内を中心に幼児から小学生までの子供約150人と父母ら合わせて約350人が参加。幅約10メートルの川を上流から下流にかけて40メートルほど網で仕切ったつかみ捕り場に、遊佐町の内水面水産センターから取り寄せた20―25センチのヤマメ約1000匹を放流した。
最初は子供だけでざっこしめ。3分間の競技形式で、子供たちは歓声を上げながら泳ぎ回るヤマメを追いかけ、中には一人で何匹も捕まえる子もいた。その後は残ったヤマメを父母らと一緒にたも網などですくい上げていた。
捕ったヤマメは青山地区の人たちがその場でさばき、炭火焼き。参加した親子は香ばしいヤマメとおにぎりの昼食を楽しんでいた。
元気にヤマメを追いかける子供たち