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2009年(平成21年) 5月24日(日)付け紙面より

群生夢見て サクラソウを植栽 赤川沿いに市民団体 希少種の増株図る

 鶴岡市櫛引地域の赤川河川敷で23日、「南庄内水と緑の環ネットワーク」(岡部恵美子代表)メンバーがサクラソウの植栽を行った。希少種の増株を図ろうと2007年から取り組んでいるもので、これまで植栽したピンク色の種類に加え、今回は新たに白花種を植えた。

 サクラソウはサクラソウ科の多年草。野生種は絶滅危惧(きぐ)種の指定を受けており、全国でも自然の状態での群生を見ることはまれになっている。鶴岡市では1971年ごろまで中橋、日枝地区に自生していたが、72年のほ場整備でほぼ絶滅した。同市三瀬の気比神社周辺や旧櫛引町常盤木、遊佐町、旧立川町などにも自生地があったが、いずれも現在は確認されていない。

 同ネットワークは07年、櫛引地域に自生していたサクラソウの子孫を育てている愛好者から親株の提供を受け、赤川沿いに約60株を試験植栽し、自然へ戻した状態で増株を図った。今年は4月下旬に見ごろを迎え、株数は一昨年の約3倍まで増えたという。

 今回は、「昔はピンク色の普通種と白色種が混生していた」というメンバーの意見をもとに、より自然に近い植生の状態にするため、2年ぶりの植栽を計画。かつて鶴岡市と周辺町村に多く見られ、現在は愛好者によって育てられている通称「庄内白」という白花種のサクラソウ約70株を準備した。

 この日はメンバー7人が、2年前に普通種のサクラソウを植栽したポイントからやや離れた場所にスコップなどで穴を掘り、1株ずつ丁寧に植えた。同ネットワークは「無事に定着してほしい。何年か後、誰でも見られるぐらいまで増えてくれれば」と話していた。

白花種のサクラソウを植栽する「南庄内水と緑の環ネットワーク」のメンバーたち
白花種のサクラソウを植栽する「南庄内水と緑の環ネットワーク」のメンバーたち



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