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2009年(平成21年) 12月29日(火)付紙面より

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おせち彩る かまぼこ次々誕生

 正月のおせち料理に彩りを添えるかまぼこ作りが、庄内地方の各専門店で盛んに行われている。

 正月用のかまぼこは、紅白の「朝日」や「伊達巻き」が代表格。鶴岡市では、卵をたっぷり使ってふわふわに仕上げた土台に別のすり身を重ねて巻いた「よしの巻き」、海藻のアラメを使用した「あらめ巻き」が名物となっている。

 鶴岡市本町一丁目の老舗かまぼこ店「竜泉・滝川」(滝川義朗社長)では、今月初旬から正月用のかまぼこ作りが始まった。クリスマスすぎからピークを迎え、31日まで作業が行われるという。

 25日午後は、伊達巻き作り。卵にすり身を混ぜて焼いた土台に飾り細工を入れ、別のすり身を重ね塗りし、巻きすで巻き、最後に蒸し上げて完成。若手職人がヘラを使った手作業で一つ一つ丁寧に仕上げていた。

 滝川社長は「よしの巻きは鶴岡独特のものなので、普段あまりかまぼこを口にしない方もぜひ正月だけでも食べてもらえれば」と話していた。同店ではこの時期、紅白かまぼこと並んで最も売れるという。

正月用のかまぼこ作りが最盛期を迎えている=竜泉・滝川
正月用のかまぼこ作りが最盛期を迎えている=竜泉・滝川


2009年(平成21年) 12月29日(火)付紙面より

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出身地・鶴岡に「応援する会」発足 地元の誇り 長谷川頑張れ

 プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの長谷川勇也選手(25)=鶴岡市岡山出身=を応援しようと、鶴岡市内の有志やかつての所属チーム関係者らが「長谷川勇也選手を応援する会」(佐藤光雄会長)を立ち上げた。27日は同市農村センターで設立総会と激励会が行われ、帰郷した長谷川選手が「皆さんの期待に応えられるように来季も頑張りたい」と抱負を語った。

 長谷川選手はプロ3年目の今季、チーム内トップ、パ・リーグ4位となる打率3割1分2厘の成績を残し、オールスターに初出場するなど活躍。開幕1軍こそ逃したものの、ほぼフル出場となる143試合をこなしレギュラーの座をつかんだ。

 こうした活躍を受け、「地元の誇りである長谷川選手を応援していこう」と、かつて長谷川選手が所属していた大泉スポ少や鶴岡四中の関係者、大泉地区の住民らが今年8月から会の設立に向けて準備を進め、先月2日に発足した。市農村センターに事務局を設置し、発起人たちが会員集めに奔走したところ、今月25日までに庄内一円や内陸、仙台など県外を含め400人余りが入会した。

 この日の設立総会には会員や来賓など約140人が出席。佐藤会長が「会の趣旨を理解していただき、多くの方から会員になってもらった。今後、積極的に長谷川選手を応援し、今季以上の活躍をしてくれるよう期待したい」とあいさつした。協議では「年間3回の会誌発行」「年2回の応援ツアー実施」など2010年の活動方針を決めた。

 続いて激励会が開かれ、大泉スポ少メンバーらから長谷川選手へ花束が贈られた。長谷川選手は「応援してくれる皆さんを目の前にして、さらに活躍しなければならないという思いを強くした。2軍落ちして皆さんをがっかりさせないよう、けがなどに注意したい。来季は全試合に出場し、最後まで突っ走れるよう努力する」と謝辞を述べた。

 その後、乾杯して会の結束を固めるとともに、「調子が良い時も悪い時も、長谷川選手の野球人生そのものを応援する」と誓い合った。

 一方、この日の午前は同市の鶴岡ドリームスタジアム屋内練習場で、応援する会主催の少年野球教室が開かれ、長谷川選手が大泉や暘光、致道、峰栄など市内各スポ少メンバーと鶴岡一中、鶴岡四中の野球部員合わせて約90人に、キャッチボールやバッティングの基礎を指導した。

「投球でも打撃でも体重の乗せ方が重要」と子供たちに教える長谷川選手
「投球でも打撃でも体重の乗せ方が重要」と子供たちに教える長谷川選手



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