2009年(平成21年) 2月15日(日)付紙面より
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酒田市の「親子でヒップホップダンス」が14日、市総合文化センターで開かれ、レゲエの軽快なリズムに合わせて体を動かした。
一緒にダンスを楽しむことで親子の絆(きずな)を深めてもらおうと、市生涯学習課が主催した。未就園児から小学3年生まで約30人とその父母ら約20人の計50人ほどが参加。市内のダンス教室で講師を務めるスガワラトヨキさんが指導した。
ヒップホップ独特のリズムの取り方を学んだり、ストレッチ体操で体をほぐしたりした後、その場で走っているようにみせる「ランニングマン」や、前後左右にステップを刻みながら回ったりする練習。仕上げにビートルズの「オブラディ・オブラダ」のレゲエバージョンに合わせ、全員で和気あいあいと踊った。
保育園年中組の渡部泰地君(5)=北新橋二丁目=は「ダンスは初めて。楽しかった」と感想。一緒に踊った父親の一朗さん(37)は「リズムに乗れなくて大変だった。家に帰ったら息子と練習したい」と話していた。
親子一緒にヒップホップダンスを楽しんだ
2009年(平成21年) 2月15日(日)付紙面より
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鶴岡市大山地区で14日、蔵出しの寒仕込みが味わえる「大山新酒・酒蔵まつり」が開かれ、大勢の日本酒ファンがスタンプラリーで各蔵元を巡り、新酒を飲み比べた。また、季節料理を味わいながらの新酒パーティーなども楽しんだ。
酒蔵まつりは新酒仕込みの最盛期に合わせ、「酒どころ・大山」をPRし地域活性化につなげようと、出羽商工会大山支所や酒蔵などが実行委員会を組織して1996年から開催している。
この日は午前11時にスタンプラリーがスタート。はじめに地元商店街などを巡り、正午ごろから大勢のファンが代表銘柄「出羽ノ雪」の渡會本店、「白梅」の羽根田酒造、「栄光冨士」の冨士酒造、「大山」の加藤嘉八郎酒造の4蔵元に足を運んだ。
このうち冨士酒造では開場15分ほどで約150人が門をくぐり、さらに新酒を求める人たちの行列が続いた。酒蔵内4カ所に設置された試飲コーナーでは、さっそく吟醸酒や搾(しぼ)りたての新酒を味わう姿が見られた。
酒田市から訪れた40代の男性会社員は「大吟醸が一番おいしかった。とにかく香りが全然違う」、友人と来たという鶴岡市の60代の主婦は「純米酒がさわやかでおいしかった」と満足した様子。
酒蔵内に日本酒独特の甘い香りが漂う中、訪れた人たちは杯を重ねながら、心ゆくまで“うまい酒”を堪能していた。
大勢の日本酒ファンが各蔵元を巡り、搾りたての新酒を味わった