文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2010年(平成22年) 1月12日(火)付紙面より

ツイート

鶴岡消防ここにあり 心意気示す出初め式

 鶴岡市の消防出初め式が10日、同市役所前の県道で行われ、市消防団(五十嵐正谷団長)と市消防本部(板垣博消防長)から470人が参加して、観閲やまとい振り、はしご乗り、分列行進で消防人の心意気を示した。

 出初め式には市消防団の鶴岡第1―4、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の各方面隊員370人と市消防本部職員100人が参加。はじめに整列した消防団員を榎本政規市長らが観閲。榎本市長が「近年の災害は複雑、多様、大規模化している。来年4月の開所に向け消防本部・本署庁舎の整備を進めるなど消防施設の充実強化を図っているところだ。市民の生命と財産を守るため、日ごろから積み重ねた技術と知識を存分に生かし、市民の期待に応えてほしい」と訓示した。

 続いて市消防団のまとい隊14人がまとい振りを、藤島方面隊がはしご4本を使ったはしご乗りで妙技を披露。時折吹雪模様となる中、きびきびした動作と威勢の良い掛け声による伝統の技と「火消し」の心意気に、沿道に集まった親子連れなどの市民から盛んな拍手が送られた。

 その後、消防団員と消防車両16台が分列行進を繰り広げ、「安全・安心なまちづくり」への気持ちを新たにした。

市消防団藤島方面隊がはしご乗りの妙技を披露し、消防人の心意気を示した
市消防団藤島方面隊がはしご乗りの妙技を披露し、消防人の心意気を示した


2010年(平成22年) 1月12日(火)付紙面より

ツイート

「大人」の自覚携え巣立つ 庄内3市町で成人式

 「成人の日」(11日)に合わせ10、11の両日、酒田、遊佐、鶴岡(鶴岡地域)の3市町でそれぞれ成人式が行われた。各市町の対象者は1989(平成元)年4月2日―90(同2)年4月1日生まれで、初めて全員が「平成生まれ」。各式典には振り袖やスーツで着飾った新成人たちが参加し、大人としての自覚と誓いを新たにした。

 【鶴岡市】成人式は11日、市文化会館で行われた。鶴岡地域の新成人は男性542人、女性503人の計1045人で、式典には帰郷して古里で成人式を迎えた人を含め男性403人、女性377人の計780人が出席した。

 式辞で榎本政規市長が「鶴岡という地は豊かな自然と多様な伝統文化が受け継がれてきた。長い歴史と教えを理解し、皆さんの手で未来につないでほしい。地域社会とのかかわりや構成員としての役割を考え、古里を大切にしていこうという皆さんの気持ちが新しい鶴岡をつくっていくものと期待する」とはなむけの言葉を贈った。

 新成人を代表して佐藤明子さん(田川)のリードで市民憲章を唱和。続いて今野洋寿さん(文園町)が「多くの人に支えられ、節目の日を迎えることができた。人と人のつながりを大切にし、社会の一員であることを自覚し、将来をしっかり見据え、強い意志を持つ」と誓いの言葉を述べた。

 式典に先立ち、鶴岡土曜会混声合唱団が記念演奏し、「雪」「大地讃頌」など3曲を贈った。

 新成人たちは、男性がスーツや紋付きはかま姿、女性のほとんどが振り袖姿で出席。式典が始まるまでの間、会場前で友人と再会を喜び合い、記念写真を撮る光景が見られた。

 【酒田市】新成人は男性677人、女性617人の計1397人。10日に希望ホールで行われた式典には男性501人、女性493人の合わせて994人が、男性は多くがスーツ姿で、女性はほとんどが振り袖姿で出席した。

 主催者あいさつで阿部寿一市長は「両親をはじめ祖父母、大勢の友達、先輩ら、多くの方々から育ててもらいこの日を迎えることができたという感謝の気持ちを、忘れない成人であってほしい。この希望ホールから今日、晴れの出発をする皆さんの人生に幸多かれと祈るとともに、これからの活躍を期待する」と激励。富樫幸宏市議会議長、加藤紘一、吉泉秀男、和嶋未希の3衆院議員が祝辞を述べた。

 成人式実行委員の東海林弘士さんと澁谷三南子さんが成人になった所感を披露。「まだまだ未熟な私たちだが、精いっぱい頑張る。今後も導きをお願いする」と決意を語った。

 引き続き新成人による成人式実行委員会(庄司雄介委員長)が企画したアトラクションを開催。「今年の新成人で4番目に多い名字は『イケダ』か『アベ』か」(正解はイケダ)といった○×クイズを楽しんだ。また、新成人を代表して3組が成人の主張。「心も体もきれいな女になる」「みんなでこの世界を盛り上げていこう」などのメッセージを披露した。最後に実行委員全員が登壇。庄司委員長が「今日という日を忘れず、感謝の気持ちを大切にしていきたい」と抱負を述べた。

 アトラクション終了後、出身中学校ごとに記念撮影。合間には、友人たちと肩をたたき合って久しぶりの再会を喜び、笑顔で語り合っていた。

 【遊佐町】新成人は男性104人、女性86人の計190人。10日に町生涯学習センターで開かれた式典には男性90人、女性74人の合わせて164人が出席した。

 国歌を斉唱した後、時田博機町長が式辞。「成人証書」の授与などに続き、新成人を代表して富樫一生さん(吹浦)が謝辞を述べた。

 全員で記念撮影した後、近くのパレス舞鶴に移動。新成人で組織する実行委員会主催の「ニュー・ジェネレーション・パーティー」を開いた。本間傑委員長のあいさつに続き、お互いの成人を祝って乾杯。新成人たちは、軽食を味わったり各種ゲームを楽しんだりしながら、旧交を温めていた。

鶴岡市の成人式では、会場前に振り袖姿の新成人が集まり華やいだ雰囲気。あちこちで記念撮影をする姿が見られた=鶴岡市文化会館
鶴岡市の成人式では、会場前に振り袖姿の新成人が集まり華やいだ雰囲気。あちこちで記念撮影をする姿が見られた=鶴岡市文化会館



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field