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2010年(平成22年) 5月30日(日)付紙面より

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ふるさと花いっぱいに 酒田市南遊佐 児童と地区民が協力し植栽

 地域を花々でいっぱいにする「ふるさと花と緑の集会」が29日、酒田市南遊佐地区で行われ、地元・南遊佐小学校(佐藤弘校長、児童58人)の全校児童をはじめ地区民が協力し色とりどりの花を植栽した。

 地区内の環境美化を図るとともに、世代間交流を深める機会にしてもらおうと、南遊佐コミュニティ振興会(田中伸一会長)と、地区内にある自治会や老人クラブ、同校などで組織する「マイ夢(む)の花の里づくりクラブ」(齋藤助右衛門会長)が2002年から毎年この時期に行っている。同クラブは、この集会をはじめ一連の花の植栽活動が高く評価され、07年に庄内地区道路協議会から道路功労者表彰を受けている。

 今年の集会には、厚い雲が広がる天候にもかかわらず幼児からお年寄りまで地区民約250人が参加した。サルビアやマリーゴールド、ベゴニアなど計6500鉢を用意、南遊佐コミュニティセンター周辺の県道沿いやグラウンドゴルフ場などの15カ所の花壇への植栽に取り組んだ。

 児童は、保護者やおじいちゃん、おばあちゃんに手伝ってもらいながら赤色や黄色、オレンジ色の花を次々と植えていき、「きれいに咲いてね」と語り掛けていた。

地区を挙げて花の植栽に取り組んだ
地区を挙げて花の植栽に取り組んだ


2010年(平成22年) 5月30日(日)付紙面より

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障害者がシイタケ栽培 鶴岡に新会社 24人就労自立目指す

 障害を持つ人たちが菌床シイタケを栽培しながら自立を目指す株式会社「羽黒山(やま)ぶしいたけファーム」(田辺省二社長)が設立され28日、鶴岡市常盤木の事務所で開所式が行われた。スタッフとして雇用された庄内地方の男女24人がシイタケ栽培に従事する。

 障害者の就労の場を確保するとともに、一般就労に向けた支援を行うため、鶴岡市内の社会福祉関係者らが障害者自立支援法に基づく就労継続支援A型事業を行う株式会社として、県の認可を受けて設立した。常盤木の国道112号沿いにプレハブの事務所(約100平方メートル)を設けたほか、近くの東荒屋に約270平方メートルの栽培ハウス2棟を建てる計画。うち1棟はすでに完成している。

 栽培には、岐阜県内で同様の施設を運営している会社の指導を受け、ハウスの外張りを二重構造にし、その間にくみ上げた地下水を流してハウス内の温度を15度前後に保つシステムを採用。菌床シイタケを通年栽培し、2棟合わせて約24トンを生産する計画。知的、精神、身体のいずれかに障害を持つ人たちと雇用契約を結び、栽培から収穫、選別、梱包(こんぽう)、発送まで一連の作業に従事してもらう。勤務は週5日、1日4時間をめどにし、最低賃金(時給631円)以上を保証する。

 この日は午前中の入社式に続き、午後から開所式が行われ、関係者や県、市の福祉担当者など約60人が出席。田辺社長が「主役は障害を持つ人たち。生涯にわたり安心して就労でき、さらには一般就労へとつなげていく一助になれば。皆さんの期待に応えられる事業に発展させていきたい」とあいさつした。

 すでに完成しているハウスには3000個の菌床が入っており、6月上旬には初収穫が行われる。同社では販路確保のため地元スーパーなどへ売り込んでいくという。

「羽黒山ぶしいたけファーム」の開所式
「羽黒山ぶしいたけファーム」の開所式



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