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2010年(平成22年) 6月24日(木)付紙面より

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「なんぜんじ」作り盛ん

 庄内の夏の食卓に欠かせない味として親しまれている「なんぜんじ」作りが、各豆腐店で盛んに行われている。

 庄内のなんぜんじ豆腐は、半球状の形をしているのが特徴で、一説によると、酒田市の南禅寺屋が元祖。南禅寺屋の祖先がお伊勢参りの途中で病気になり路銀を使い果たしたため、京都の南禅寺に住み込みで働いた。そこで丸く柔らかい豆腐に出合い、作り方を学んだ後に庄内で「南禅寺豆腐」として売り始めたと言われる。

 鶴岡市泉町の「難波とうふ店」(難波亨代表)では、先月20日から作り始めた。現在は毎日500個前後を製造。梅雨明けからの最盛期には2000個近くを出荷するという。

 23日午前は、従業員が寄せ豆腐をすくって専用の型枠に少し山盛りにして載せていき、しばらく重し。その後、1つずつ丁寧に型から外し水を張った中に入れていった。

 難波代表は「何といっても柔らかい食感が大切。帰省客を迎えるお盆ごろに最盛期を迎える」と話していた。

梅雨明けの最盛期を前に、庄内の各豆腐店では夏の味覚・なんぜんじ作りが行われている=23日、鶴岡市の難波とうふ店
梅雨明けの最盛期を前に、庄内の各豆腐店では夏の味覚・なんぜんじ作りが行われている=23日、鶴岡市の難波とうふ店



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