荘内日報ニュース

2010年（平成22年） 8月29日（日）付紙面より

魅力伝える１８種　出羽三山の四季 絵はがきに

　羽黒町観光協会は、出羽三山の四季を描いた観光絵はがきシリーズ「四季のスケッチ　羽黒」（全18種）を作製。鶴岡市羽黒町手向の市いでは文化記念館で販売を始めた。

　出羽三山の魅力を伝える新たな観光絵はがきとして企画した。デザイン会社「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」（加藤智郎代表、鶴岡市茨新田）がプロデュースし、出羽三山の風景や祭事をとらえた写真をもとに、鶴岡市三瀬在住の風景画家・五十嵐保さんが水彩画に仕上げた。

　春の雪解けの月山と桜、杉木立に囲まれた羽黒山国宝五重塔、夏山シーズンの月山山頂の月山神社、紅葉に包まれた湯殿山神社本宮、大みそかに行われる「松例祭」の神事など、出羽三山の四季の風物が柔らかいタッチで描かれている。同観光協会では「観光客には旅の思い出に、地元の方にも四季を伝える絵はがきとして活用してほしい」としている。

　1枚120円で、5枚で500円（組み合わせ自由）。問い合わせはいでは文化記念館＝電0235（62）4727＝へ。