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2010年(平成22年) 9月30日(木)付紙面より

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身近な自然 保全に理解 体験型環境学習会 50人が歩き楽しむ

 県庄内総合支庁の自然体験型環境学習会が29日、鶴岡市の藤島、羽黒両地域で行われ、庄内一円の男女がウオーキングを楽しみながら身近な自然環境の保全などについて理解を深めた。

 同総合支庁環境課が、地域の身近な自然に触れ、その保全と利活用を考えようと、昨年度の大山上池・下池(鶴岡市)に続いて開いた。鶴岡市や酒田市をはじめ、庄内各市町から中高年を中心に約50人が参加した。

 参加者ははじめに、東北自然歩道(新奥の細道)「根子杉と玉泉寺をめぐるみち」の一部で、藤島地域の添川集落から東方の山中にある県指定天然記念物「根子杉(ねっこすぎ)」まで往復約4・4キロをウオーキングした。

 時折、明るい木もれ日が注ぐ杉木立の道を歩きながら、ガイド役の出羽庄内森林組合副組合長の上林幹夫さん(添川)から、約800年前からあったという添川館(たて)の跡や、そば作りでつなぎに使うオヤマボクチ、若葉をおひたしで食べるキバナアサギリ(通称ムコナカセ)などの植物について説明を聞いた。

 根元の周囲が13メートルほどもある根子杉にたどり着くと、参加者は「すごい」「大きい」と歓声を上げた。「かつて一帯は藩の森だったので木を切らず、同じように大きな木がたくさんあった」という上林さんの話に、感心した様子で聞き入っていた。

 その後は羽黒町川代の庄内映画村オープンセットに移動し、同社の宇生雅明社長の講演を聞き、セット内でのウオークラリーを楽しんだ。

添川でウオーキングを楽しむ参加者たち
添川でウオーキングを楽しむ参加者たち



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