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荘内日報ニュース


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2010年(平成22年) 12月25日(土)付紙面より

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新健診センター来年4月に開所

 鶴岡地区医師会(中目千之会長)が、鶴岡市馬場町に設置している荘内地区健康管理センターの東隣に、来年4月の開所を目指して新しい健診センターの建設を進めている。健康管理センターで行っている健診などの受診者数が増大し手狭となってきたためで、機能を充実させ受け入れ可能な受診者数を増やす。さらに、女性専用の健診スペースとなる「レディースフロア」を備えるのが大きな特徴となり、開所に合わせ今秋から、女性医師が1人増員され2人となった。

 荘内地区健康管理センターは、地域の生活習慣病予防の拠点施設として1984(昭和59)年4月に開所した。人間ドックをはじめ各種健診・検診、検査業務を担っている。

 人間ドックの受け入れは1日25人を想定して施設を整備。受診者が年々増加、最近では60人を超す日もあるなど施設機能が満杯状態となっていた。事業所健診の受け入れも年間で約1万6000人に上り、生活習慣病予防健診については午前6時半からも受け入れる「早朝健診」で対応している。このため同医師会は、新たな健診センターの整備構想を進めた。

 今年3月に着工した新健診センターは敷地面積約1660平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造り一部3階建てで、延べ床面積約2540平方メートル。1階が健診スペースとなり、現センターの1・5倍の広さを確保。2階に検査、事務部門を置くほか、2階東側は大型のガラス張りにし、月山の眺望を楽しみながら食事を取ることができる食堂、リクライニングシートを備える休憩室も整備する。

 1階の健診部門に設ける女性専用の「レディースフロア」は、玄関から入って一番奥のスペースに一般の健診部門と区切って確保し、女性のプライバシーに配慮した受診環境を整える。待合室、マンモグラフィー室、婦人科健診室、骨密度測定室、トイレ、更衣室を備え、婦人科健診室を現行の2室から3室に増やし、乳がん検診のマンモグラフィーの撮影装置も1台増設して2台とするなど、専用スペースの確保だけでなく機能も拡充。女性医師の増員により、レディースフロアでは可能な限り女性医師が受診者を診察する態勢を取ることにしている。

 一方、新センターへの移行に合わせ、検査機器類も拡充。肺がん検診用のCТを新たに導入するほか、胃部撮影用のレントゲンや腹部エコーの超音波機械を増設し、将来的に内視鏡検査を実施するためのスペースも確保している。用地取得費や機器類導入費などを含めた新センターの整備費は約11億円。整備には、国の定住自立圏等投資促進交付金の補助を受けている。

4月の開所を目指す鶴岡地区医師会の新健診センターの完成予想図
4月の開所を目指す鶴岡地区医師会の新健診センターの完成予想図


2010年(平成22年) 12月25日(土)付紙面より

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楽しいな 早く来い来いお正月 庄内91小・中学校で2学期終業式

 庄内地方の多くの小・中学校で24日、2学期の終業式が行われ、児童・生徒たちは正月休みに入った。

 鶴岡市立朝暘第五小学校(小池政幸校長、児童427人)では、はじめに代表児童2人が「2学期は漢字練習や清掃、お手伝いを頑張った。3学期も頑張りたい」「2学期は算数を頑張った。3学期は月例テストで100点を取り、4年生に向けて進んで家庭学習をできるようにしたい」と2学期に頑張ったことや3学期の抱負を発表した。続いて、小池校長が正月休みの宿題として、▽正月を迎える準備を手伝う▽けがや事故に遭わない▽3学期の目標を考える―の3つを挙げた上で「始業式の日は皆さんが元気で登校することを楽しみにしています」とあいさつした。その後、児童たちはクラスごとに担任の先生から正月休みの注意点や課題について説明を受け、「はーい」と元気良く返事をしていた。

 庄内教育事務所によると、この日、終業式が行われたのは3学期制を取っている小・中学校計91校。27日までにはすべての小・中学校で終業式が行われる。3学期は多くの小・中学校で来年1月6、7の両日に始まる。

「正月休みを元気で過ごせますか?」―。先生の質問に元気よく応える児童たち=朝五小
「正月休みを元気で過ごせますか?」―。先生の質問に元気よく応える児童たち=朝五小



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