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2010年(平成22年) 5月20日(木)付紙面より

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伐採木を無料提供 赤川にトラック1000台分

 国土交通省酒田河川国道事務所は、赤川の河川工事で発生したハリエンジュなどの伐採木を一般に無料提供する。同事務所赤川出張所(鶴岡市宝田二丁目)で、19日から申し込み受け付けを始めた。

 従来は廃棄物として処理していた伐採木について、コスト縮減や資源の有効活用を図るため、地域住民にまきなど個人での利用に限定して提供する。伐採木はハリエンジュやクルミ、ヤナギなどの樹種の幹や枝。直径5―10センチ程度の乾燥木で、長さ1メートル程度に切りそろえてある。

 提供場所は鶴岡市伊勢横内、同市羽黒町松尾、三川町青山、酒田市浜中地内の計4カ所の各河川敷で、提供可能量は「軽トラックで1000台分はある」(同出張所)という。

 1人当たりの提供数量は軽トラック1―2台分程度で、持ち帰りのための積み込み、運搬は個人で行う。挿し木などでハリエンジュを繁殖させる目的での使用はできない。

 積み込み、運搬は平日の午前9時―午後4時で、引き取りの際には申込書の提示が必要。申し込み時に住所、氏名、電話番号、使用目的を伝える。

 申し込み、問い合わせは赤川出張所=電0235(23)2032=へ。

無料提供される伐採木=鶴岡市伊勢横内
無料提供される伐採木=鶴岡市伊勢横内


2010年(平成22年) 5月20日(木)付紙面より

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「よい食」推進の拠点に 無添加や国産にこだわった店 ヒラボク食堂、22日開店

 平田牧場(本社・酒田市、新田嘉七社長)は18日、鶴岡市山王町の映画館「鶴岡まちなかキネマ(まちキネ)」の営業開始に合わせて22日に開店する直営店「ヒラボク食堂鶴岡まちキネ店」を報道関係者に公開した。併せて、食料自給率の向上などを目標に同店のオープンとともにスタートする「日本のよい食」推進運動の理念などを、新田社長が説明した。

 ヒラボク食堂は、「無添加」「国産素材」などにこだわる「日本のよい食」運動の理念に基づく料理を、古き良き日本の食空間である“食堂”で顧客の多様なニーズに合わせて提供し、気軽に味わってもらおうと開店する。
 料理は、飼料用米を混ぜた餌で育てた同社の銘柄豚「平牧三元豚」「平牧金華豚」の肉をはじめ、めんや野菜などすべての素材の“氏素性”がはっきりしていて、安心して食べることができる。

 こうした厳選素材を使い、純粋金華豚の背脂入り特製三元豚とんこつ醤油(しょうゆ)ラーメン(限定品・850円)、同社の人気商品「釜あげベーコン」をたっぷり使ったぺペロンチーノ(850円)、平牧三元豚100%のハンバーグに同社のコラーゲンを加え、おいしさに美肌機能もプラスしたハンバーグステーキ定食(1200円)などのほか、カレーやどんぶり類など約50種類の料理を提供する。

 また、飲み物も重要なファクターとの認識から、ソムリエでもある富樫武人さん(32)が店長に就任。スイーツも、「古鏡」に代表される老舗菓子店「木村屋」(鶴岡市山王町)、洋菓子の「パティスリー・オーボナクイユ」(同市大宝寺)のオーナーパティシエ・丸山孝一さんと平田牧場の三者が手を携え、ヒラボク食堂でしか味わえない和洋各種のデザートを季節に応じて提供する。

 店舗面積は約113平方メートル。まちキネのエントランスホールとつながっているほか、館外からの入り口もある。2人掛けと4人掛けのテーブル計34席があり、将来的にはテラス席も計画している。まちキネ同様、天井はスギ材の小屋組みをそのまま活用し、明るい灰色に塗った。営業時間は午前11時から午後10時(ラストオーダー午後9時)。

 新田社長は、「日本のよい食」運動のこだわりとして、▽無添加▽化学調味料不使用▽国産素材▽食料自給▽おいしさ―などを挙げた上、ヒラボク食堂をその運動の第一号店と位置付け、同社で運営するほかの20店舗にも広げていく考えを示した。そして、この運動に賛同する店で「良い食の会」を組織し、全国に広げていくことで消費者の理解を得、「質の高い安全な食の社会を構築したい」と抱負を述べた。

「良い食の会」の加盟店を示す「グリーンフラッグ」が天井からつり下げられたヒラボク食堂で新田社長(左)が解説した
「良い食の会」の加盟店を示す「グリーンフラッグ」が天井からつり下げられたヒラボク食堂で新田社長(左)が解説した



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