2010年(平成22年) 8月1日(日)付紙面より
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天然岩ガキフェスティバルが31日、鶴岡市鼠ケ関の県漁協念珠関支所前広場で行われ、1個400円で販売された焼き岩ガキなどに長い列ができた。
同地区のシンボル・弁天島周辺の良質な天然岩ガキの特産化に向け、鼠ケ関潜水漁業者会などでつくる実行委員会(佐藤準委員長)が毎年この時期に開き、今年で6回目。
この日は岩ガキ1600個を用意し、若手漁業者らがその場で炭火で焼いて販売。開店前から行楽客が列をつくり、「大きいのをちょうだい」などと注文。香ばしい磯の香りが漂う中で、プリプリの食感を味わった。また、生の岩ガキ8個とカキをむく器具などが入って3500円の岩ガキセットも人気で、用意した約70セットは早々に売り切れていた。
埼玉県から一家4人で旅行中に通り掛かったという会社員、宮坂英児さん(34)は「子供も岩ガキが好きで立ち寄った。味が濃厚でおいしい」と笑顔で話していた。
2010年(平成22年) 8月1日(日)付紙面より
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全国中学校ヨット選手権大会(同大会連絡協議会主催、荘内日報社など後援)が30日から、鶴岡市の鼠ケ関マリーナで始まり、全国の中学生たちが日本一を懸けて熱い戦いを繰り広げている。
同大会は2003年から毎年この時期に開催しており、県内での開催は4年ぶり。8回目の今回は地元の温海中、酒田四中を含む、北海道から高知県までの14校男女76人が出場した。
初日の30日は鼠ケ関マリーナ研修ホールで開会式が行われ、はじめに大会会長の菱谷光雄温海中学校長が「これまでの練習の成果を十二分に発揮し、良いレースとヨットを愛する全国の仲間とともに大会を通じて交流し、友情を深めてほしい」とあいさつ。来賓の祝辞などに続いて、選手を代表して温海中の今野優作君(3年)が「シーマンシップにのっとり、最後まで戦い抜くことを誓う」と選手宣誓した。
競技は31日から8月1日までの2日間をかけて行われ、男女別のOP級やミニホッパー級、シーホッパー級、団体戦の4種目のレースでそれぞれ日本一を目指す。