2011年(平成23年) 7月23日(土)付紙面より
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庄内地方の多くの小学校で22日、1学期の終業式が行われ、約1カ月間の夏休みに入った。
酒田市の松陵小学校(畠中善之校長、児童290人)では午前8時20分に開式。全員で校歌を斉唱した後、2年生の早坂美憂さん(7)が「ノートの使い方が分かって一人勉強ができるようになった。2学期も勉強と体育で頑張る」、3年生の菅原楓太君(9)が「自分からすすんであいさつした。返してもらえて気持ち良かった。2学期は音楽を頑張りたい」と抱負を述べた。
畠中校長が「1学期は皆さんが誰も休まない日が2日あった。すごく大事なこと。とてもうれしかった。2学期は何日あるか楽しみにしている。明日からは夏休み。何より自分の命を大切にしてほしい。交通事故や水の事故に気を付け、2学期の始業式には全員が元気でここに来てほしい」と呼び掛けた。
その後、子供たちはクラスに戻って1学期最後の集会。1年2組の教室では担任の鈴木久美子教諭が「皆さんには初めての夏休みです。楽しみな人?」と聞くと全員が手を挙げ、大きな声で「はーい」と答えていた。
庄内教育事務所によると、庄内地方の小学校83校のうち24校(2学期制実施校を除く)でこの日、終業式を実施。27日までにはすべての小中学校で行われる。