荘内日報ニュース

2011年（平成23年） 11月2日（水）付紙面より

年賀はがき販売スタート　庄内510万枚取り扱う

　2012年用年賀はがきの販売が1日、全国一斉にスタートした。庄内地方の各郵便局でも販売され、午前中から年賀状を買い求める人の姿が見られた。

　12年用年賀はがきの総発行枚数は昨年と同規模の約38億2000万枚を予定。庄内地方では鶴岡地域が約200万枚、酒田地域が約310万枚の計510万枚を取り扱う予定している。

　今年は無地（定価50円）や1枚当たり5円が社会貢献事業に役立てられる「寄付金付絵入り」（同55円）、毎年好評のディズニーの人気キャラクターが印刷された「ディズニーキャラクター年賀」（同50―60円）など7種類の年賀はがきが販売される。

　鶴岡市の鶴岡千石町郵便局（山口長英局長）では、午前9時から販売開始。年賀状を買い求める人が次々と訪れ、50枚や100枚単位で購入していた。また、先着50―60人にジャガイモ約1キロなどがプレゼントされた。

　山口局長は「今年は震災のため、新年のあいさつより、近況報告やお礼状として年賀状を利用する傾向にある」と話していた。

　年賀はがきの引き受け開始は12月15日から。