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2011年(平成23年) 11月19日(土)付紙面より

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伝える難しさを実感 庄総高生が余三児童へ パソコン入力 授業で指導

 庄内町の庄内総合高校(高橋克彦校長、生徒284人)で17日、近くの余目第三小学校(本田淳校長)との連携授業が行われた。小学4年生が「1/2(にぶんのいち)成人式」で発行する記念文集の作成に高校生が協力し、パソコンの入力方法などを指導した。

 庄内総合高は毎年この時期、余目三小の4年生たちを高校に招き、記念文集の中の「個人のページ」作成に協力している。生徒から知識や技術を伝えることの難しさを知ってもらい、コミュニケーション能力を高めることなどが目的。生徒たちが授業計画を立て、事前に模擬授業を行うなどして児童たちとの接し方を自主的に考えるという。

 10年目を迎えた今回の連携授業は、庄総高で情報処理の授業を選択している2年生31人が先生役となり、余目三小4年生の2クラス40人を受け入れた。初回のこの日は互いに少々緊張気味。生徒1人につき児童1、2人ずつを担当した。

 初回の作業のメーンは「十年間の思い出」などとタイトルが付いた児童たちの作文のローマ字入力。ローマ字の表を片手に悪戦苦闘する児童たちに、お兄さん、お姉さんが一つ一つ丁寧に教えていた。

 奥山茉奈さん(17)は「自分はどう操作するか分かっているけど、それを小学生に伝えることは本当に難しい。でも、とても素直でかわいい」と笑顔。今野秀斗君(9)は「ローマ字が難しかったけど、お姉さんが優しかったのでパソコンを使うのが面白かった」と話していた。

 連携授業は今月24日と来月8日にも行われ、添付するイラストや文章を囲むフレームなどを決めて各ページが完成するという。

庄総生が余目三小の児童たちにパソコンの入力方法などを指導した
庄総生が余目三小の児童たちにパソコンの入力方法などを指導した



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