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2011年(平成23年) 12月4日(日)付紙面より

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キビソ 多彩な魅力発信 松ケ岡で製品展示

 蚕が繭を作るときに最初に吐き出す糸・キビソを使った絹織物製品の「鶴岡きびそ展」が、鶴岡市羽黒町松ケ岡のギャラリーまつで開かれ、さまざまな風合いの衣類やバッグなどが、訪れた人にシルクの新たな魅力を伝えている。

 「鶴岡シルク」のブランド化戦略を進める鶴岡織物工業協同組合(鈴木重雄理事長)が、鶴岡の絹織物産業の原点である松ケ岡で初めて開いた。会場がある旧蚕室の1階には昨年6月から、キビソ製品のアンテナショップを開いているが、規模を拡大した展示であらためて魅力を発信する狙い。

 展示したのは、キビソのごわごわした質感を生かしたタペストリーをはじめ、荒く紡いだ糸で木綿のようなザックリとした風合いを持つクッション、キビソの真綿を紡いだ糸で柔らかい手触りのタオル、ストール、スリッパなど約30品目の約100点。

 このうち新作のトートバッグは、キビソを織り込んだ帆布地を使ったもので、しっかりした造りながら柔らかさとぬくもりを併せ持つなど、いずれもシルク特有の奥深い風合いと落ち着いたナチュラルカラー、洗練されたデザインが特徴だ。

 訪れた人たちは、それぞれの手触りを確かめ、キビソの多彩な顔を楽しむように見入っていた。

 展示は4日まで、時間は午前10時―午後4時。特別協賛セールとして組合加盟各社がスカーフやネクタイなどのシルク製品、キビソの原糸、シルク生地などを特別価格で販売している。また、アンテナショップでは期間中、全品を1割引きで販売している。

さまざまな風合いのキビソ製品を展示
さまざまな風合いのキビソ製品を展示



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