2011年(平成23年) 1月13日(木)付紙面より
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スケート靴の代わりに長靴を履いて氷上を走る「長靴アイスホッケー大会」(鶴岡市アイスホッケー協会主催)が11日、鶴岡市の小真木原スケート場で開幕した。
長靴アイスホッケーは1978年、冬期間の運動不足解消を目的に北海道釧路町で誕生した。現在は東北各地や関東圏などに広がり、全国大会も開催されている。鶴岡では冬のレクリエーションスポーツとして1991年に大会がスタートした。
21回目の今大会には鶴岡市内の職場や友人同士で結成した9チームが出場。来月22日までの日程で全チーム総当たりのリーグ戦を繰り広げる。選手が履くのは滑り止めのない長靴で、パックの代わりにテニスボール大の特殊なゴムボールを使用する。
この日は開幕戦を含め3試合が行われた。夜になって雪が降り出し、時折ふぶくあいにくのコンディションとなったが、防寒着を着込んだ選手たちはボールを追い掛けてリンクを走り回った。ゴール前の競り合いではスティックがぶつかり合って激しい音を響かせ、中には勢いがついて止まれず派手に転倒する姿も見られた。
応援に訪れた観客はゴール前の攻防に大きな声援を送り、ショットを外して氷上を転がる姿には笑い声を上げるとともに「ナイスファイト!」と拍手を送っていた。
2011年(平成23年) 1月13日(木)付紙面より
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寒波と雪の影響で、日本一の白鳥の飛来地となっている酒田市の最上川スワンパークの一部が凍り付いた。白鳥やカモなどの野鳥は氷の上で首をすくめ寒そうにたたずんでいる。
酒田市白鳥を愛する会の池田昭三会長によると、降った雪が強風で川岸に寄せられ、滞留することで徐々に氷が広がっていくという。今シーズンは今月10日から凍り始めた。
現在は、監視小屋前に設置されている水制工の下流側が中心。氷に加え、雪も断続的に降り、行き場のない白鳥は氷の上で首をすくめたり、群れをなして暖を取ったり。池田会長は「まだはしりの状態。最も寒さが厳しくなる2月には、全面が凍り付くこともある」と話している。