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2012年(平成24年) 5月29日(火)付紙面より

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少年少女発明クラブ 自動車の解体に挑戦

 酒田市の山形オートリサイクルセンター(伊藤雄一郎社長)で26日、鶴岡、三川両市町の少年少女発明クラブの講座が開かれ、参加した児童・生徒たちが自らの手で自動車を分解し、構造などを学んだ。

 発明クラブは、科学技術に対する夢と情熱を育み、創造力豊かな人間形成を図ろうと、発明協会(本部・東京都)の支援事業として全国各地で展開されている。科学技術に興味がある小・中学生有志が参加、毎年5月に開講し翌年3月まで月2回計20回ほど、電子工作や科学実験、ロボット制作などの講座が開かれる。

 自動車分解体験は、山形オートリサイクルセンターの協力で2005年から毎年この時期に行われている恒例行事。この日の講座には両クラブのメンバーと共に、保護者、指導員、伊藤社長はじめ社員ら約40人が参加。メンバーたちはドライバーを用い、同社で用意した普通乗用車2台を分解した。

 最初は恐る恐る車両に触れていたメンバーも時間がたつに連れ、慣れた手つきでドライバーを操りドアやボンネットなどを外しては、じっくり観察。中には自分で分解したハンドルやシートベルトなどを持ち帰って飾るというメンバーもおり、楽しみながらメカニズムについて学んでいた。

 参加者の一人、斎藤滉晟君(余目二小6年)は「車をボコボコにしていくのが楽しかった。知らない部品をいっぱい見ることができてうれしかった。構造も何となく分かってきた」と話していた。伊藤社長は「興味を持ったことをとことんまで追求して」とメンバーたちに呼び掛けた。

「ボコボコになった」―。歓声を上げながら作業する発明クラブメンバー
「ボコボコになった」―。歓声を上げながら作業する発明クラブメンバー



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