文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2012年(平成24年) 6月28日(木)付紙面より

ツイート

驚きも“鮮度抜群” 鶴岡食文化女性リポーターが挑戦

 庄内浜の食文化を体験し、その魅力を発信するイベントが26日、鶴岡市鼠ケ関で行われ、女性らがイワガキの殻むきや夏イカ(スルメイカ)のモンペ焼き作りなどに挑戦した。

 このイベントは、鶴岡市食文化創造都市推進協議会(会長・榎本政規市長)が取り組んでいる「鶴岡食文化女性リポーター」の活動の一環。市内の食文化に関する体験を、各自のブログやフェイスブックなどに載せ、インターネットの口コミ効果で発信していくもの。昨年度は2回、同協議会の企画で田川カブの収穫とイワノリ摘みの見学を実施。本年度はそうした事務局企画のほか、昨年度に体験した女性21人を「リポーター」に認定し、リポーター自身がイベントを企画・実施することで、活動に主体性と広がりを持たせることにした。

 リポーター企画としては今回、笹巻き作り(4月29日、羽黒町松ケ岡)、精進料理作り(今月24日、羽黒町手向)に続いて3回目。同市常盤木在住の井東敬子さん(45)が企画し、同市と酒田市から男女計7人が参加。鼠ケ関の漁師、佐藤準さんの指導で、磯見舟によるメカブ採りの見学、イワガキの殻むき、鼠ケ関青少年海洋センターでのイカのモンペ焼き作りなどを体験、会食した。

 このうち鼠ケ関港内で行ったイワガキの殻むきでは、なたで殻の周りに付いたフジツボなどをかき落とした後、ナイフを殻の間に差し入れて貝柱を切り、こじ開けた。プリプリした身が現れると、「おいしそう」と歓声を上げた。

 上山市出身の井東さんは「海産物はスーパーに並んでいる商品しか見たことがなかった。メカブがワカメの根っこだということや、イワガキが最初、あんなゴツゴツの岩のようだということも知らず、新鮮な驚きの連続。命を食べていることへの認識や、漁業者への感謝を新たにした」と話した。

佐藤さん(左)の指導で、なたでイワガキの殻をきれいにする参加者たち
佐藤さん(左)の指導で、なたでイワガキの殻をきれいにする参加者たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field