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荘内日報ニュース


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2012年(平成24年) 9月2日(日)付紙面より

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大自然に抱かれ歩く

 「神の棲(す)む山鳥海山。聴こう山の囁(ささや)き、波の高鳴り、大地の鼓動」をテーマにした遊佐町の第20回「奥の細道鳥海ツーデーマーチ」が1日、開幕した。この日は5コースに計1980人が参加。午前中に真夏日となる中、こうべを垂れ始めた稲穂が風に揺れる田園地帯などを歩き、豊かな自然に親しんだ。

 大自然に浸りながら全国のウオーキング仲間と交流を図るとともに、町民の健康づくりにも役立てようと、同町や日本ウオーキング協会などが1993年から毎年この時期に開催している。

 18ある日本マーチングリーグ公式大会の一つで、今年は北海道から九州まで39都道府県からエントリーがあった。最年長は滋賀県から参加した女性で93歳。

 初日は「緑と砂丘、日本海コース」と銘打ち、40、20、10、5、1キロの5コースを設定した。町民体育館前広場で午前7時から順次、出発式を行い、遊佐中吹奏楽部の演奏に合わせてスタートした。

 田園地帯に出た参加者たちは、雄大な鳥海山に見守られながら自分のペースでウオーキング。トンボが飛び交い、黄金色に色づき始めた田んぼの中の道を、噴き出る汗をタオルで拭いながら歩いた。

 20回の節目を記念してゴール後、第1回から全て参加している町内の6人と千葉県のウオーカー2人の男女計8人に、記念品が贈られた。

 2日は「水と鳥海山麓、自然コース」として、30、20、10、5キロの町内4コースと、酒田市内の寺院を巡るエコウオークが行われる。

雄大な鳥海山に見守られながら全国のウオーカーたちが田園地帯を歩いた=1日午前
雄大な鳥海山に見守られながら全国のウオーカーたちが田園地帯を歩いた=1日午前



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