荘内日報ニュース

2012年（平成24年） 12月30日（日）付紙面より

「つや姫」が出迎え　帰省客へプレゼント

　「山形つや姫ブランド化戦略推進本部」（本部長・吉村美栄子知事）は28日、県内一円で「つや姫の日」の関連イベントを開催。酒田市の庄内空港では、利用の帰省客らに対し、「つや姫レディ」が「お帰りなさいませ」と出迎え、ペットボトルに入ったつや姫などをプレゼントした。

　つや姫の「つ」を英語のｔｗｏ、「や」を8と読み換えて同推進本部は今年10月から、毎月28日を「つや姫の日」と制定。東京・銀座の県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」や、サッカーＪ2・モンテディオ山形の試合会場など全国各地でＰＲイベントを積極的に展開している。

　今回は、帰省客につや姫をＰＲしようと、ペットボトルに300グラムずつ詰めたものを庄内、山形両空港内でプレゼントしたほか、年末・正月用の食材などを買い求める人たちでにぎわう県内一円のスーパーでは試食会も行われた。

　庄内空港でのイベントには、3代目となる「つや姫レディー」の石川阿沙恵さんと日下部舞子さん、県の県産米ブランド推進課生産戦略推進専門員の佐藤和則さんらが参加。東京発庄内行き全日空第3便（895便）の利用者に対し、石川さん、日下部さんは「お帰りなさいませ。つや姫をどうぞ」と出迎え、ペットボトルとリーフレット、チラシ、子供たちにはつや姫のロゴマーク入り風船を手渡した。

　受け取った空港利用者は「早速食べます」と満面の笑み。推進専門員の佐藤さんは「毎月28日には何かしらのＰＲイベントを今後も継続していきたい」と話していた。