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2012年(平成24年) 5月16日(水)付紙面より

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走って倒して楽しいね

 鶴岡市の大泉保育園(平藤久喜園長)で15日、鶴岡地区サッカー協会キッズ委員会の巡回指導が行われた。園児たちがサッカーボールを使った遊びを通し、体の動かし方などを学んだ。

 同委員会の巡回指導は、日本サッカー協会(JFA)の「JFAキッズプログラム」に基づいた活動。委員会スタッフが保育園や幼稚園、小学校などを巡回し、子供たちにボール遊びを通じて体を動かす楽しさを伝えている。昨年度から鶴岡信用金庫(加藤捷男理事長)の特別協賛を受けている。本年度は4月中旬に活動がスタートし、すでに30近い施設から巡回の要望が入っているという。

 大泉保育園では昨年度初めて巡回指導を受け、園児たちの「楽しかった」という声を受けて本年度も継続。4、5歳児が5月と9月、10月の3回で計6コマ(1コマ45分)の指導を受ける予定。

 この日は雨天のため屋内での実施となった。はじめに4歳児25人が参加し、同保育園を訪れたキッズ委員会の中里征晴さん、増子英夫さんの2人が指導した。園児たちは遊戯室内を走り回って体を温めた後、ドリブルの要素を取り入れたボール遊びや、グループ対抗でカラーコーンを「倒した数」または「起こした数」を競うミニゲームなどを楽しんだ。吉住莉歩ちゃん(4)は「ボールを蹴るのが楽しかった」と笑顔で話していた。

 平藤園長は「体の動かし方の基本を教えてもらうだけでなく、友達と一緒に『頑張ればできる』という達成感を学べる素晴らしいプログラム」と話していた。

 鶴岡地区サッカー協会キッズ委員会の巡回指導の申し込み、問い合わせは同委員会=電090(7328)8650=へ。

カラーコーンを起こしたり、倒したり。園児たちが体の動かし方の基本を学んだ
カラーコーンを起こしたり、倒したり。園児たちが体の動かし方の基本を学んだ


2012年(平成24年) 5月16日(水)付紙面より

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甘い香りに包まれて 市道沿いのライラック満開

 酒田市中心部の市道に植えられたライラックの花が満開になり、近くの浜田小学校に通う子供たちは、辺り一帯に漂う甘い香りに包まれながら登下校している。

 ライラックは、フランスではリラと呼ばれるモクセイ科の落葉樹。ヨーロッパ原産で冷涼地を好み、国内では東北から北海道南部にかけてよく栽培されている。4―5月に紫や白の花が房状に群がるように咲き、芳香を放つ。

 酒田市のライラックは、1976年10月に発生した酒田大火からの復興事業として翌77年に県が整備した道路(現・市道下安町一番町線)のうち、大通り(県道吹浦酒田線)との交差点から新井田川までの両側歩道約500メートル区間に、計100本ほどが植えられた。

 それから35年が経過。歩道が除雪の置き場になることなどが影響し、枯れたり樹勢が衰えたりした木も目立ち始めているが、浜田小前や新井田町側などの木は今年もかれんな花をつけ、道行く人やドライバーらの目と鼻を楽しませている。

家路をたどる浜田小の子供たちをライラックの甘い香りが包み込んだ=14日午後 
家路をたどる浜田小の子供たちをライラックの甘い香りが包み込んだ=14日午後 



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