2013年(平成25年) 1月27日(日)付紙面より
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庄内地方の農林漁業者たちが手作りの加工食品を販売する「庄内農林水産加工品フェア」が26、27の2日間、鶴岡市藤島のAコープふじしま店と、酒田市曙町の同みどり店の2会場で開かれ、大福やケーキ、漬物など多彩な加工品を販売しながら消費者と交流している。
庄内地方の加工グループでつくる「庄内農産加工研究会」(菅原豊喜会長、加盟19グループ)が、地元の食材と食文化を大切にした手作り加工品の魅力をアピールしようと2005年度から実施。当初は農閑期の冬季のみ、10年度からは夏・冬の年2回実施し、今回が11回目。
7グループが出品した鶴岡会場では初日の26日、シフォンケーキや米粉パン、くじら餅、大福、あられ、ジャム、ジュース、手作りこんにゃく、漬物(たくあん、青菜しょうゆ漬け)、梅干しなど多彩な加工品を販売。「おいしいですよ。材料は地元産ですよ」「東京の県アンテナショップで人気の品です」などと試食品を振る舞って来店者とのコミュニケーションを楽しみながら、販売していた。
事務局の県庄内総合支庁農業技術普及課によると、各加工グループは普段、複数の産直施設などに卸している。それぞれ人気の品を持ち寄っており、「一堂に会するこの機会に利用してみては」としている。
酒田会場には9グループが出品。27日は両会場とも午前9時半から午後6時まで実施している。