2013年(平成25年) 4月14日(日)付紙面より
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鶴岡市三瀬地区で12日、気比神社(石塚志郎宮司)の例大祭が行われた。地元の若者たちがみこしを担ぎ、地区内を勇壮に練り歩くなどし、豊作を願った。
同神社には五穀の神の保食大神(うけもちのおおかみ)が祭られ、古くから厚い信仰を集めている。
例祭では神社本殿で神事を行った後、羽織はかまの氏子代表や白装束にえぼし姿の若衆たちがみこしを担ぎ、地区内を練り歩いた。このほか、元気いっぱいの子供みこしや樽(たる)みこしも地区内をにぎやかに進行した。
この日は時折、雨が降るあいにくの天候となったが、地区内の大通りに行列が姿を見せると大勢の見物客が沿道を埋めた。祭りのクライマックスでは、若衆12人が重さ約400キロのみこしを担いで50メートルほどの距離を何度も駆け抜けた。早駆けを繰り返して、男意気を見せる若衆たちに沿道からは「頑張れー」の声援や拍手が送られていた。