2013年(平成25年) 5月10日(金)付紙面より
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鶴岡市の月山8合目につながる県道月山公園線の除雪作業が、7月1日の「月山山開き」に向けて急ピッチで進められている。
道路管理者の県によると、月山公園線は、月山ビジターセンターから月山レストハウス前駐車場まで総延長17・9キロ。毎年、雪の影響で冬期間(10月下旬から6月下旬)は閉鎖している。
今シーズンの除雪作業は先月10日から開始。今月2日には、月山ビジターセンター―月山2合目月山高原牧場間(延長3・9メートル)の除雪作業などを終え、開通した。
9日午前は青空が広がる天候の中、月山6合目付近で除雪作業が行われた。作業員たちは、ブルドーザーで道路の雪を押し集めた後、その雪をロータリー除雪車で吹き飛ばす作業を繰り返して前進していた。除雪を終えた道路には、最高で高さ約6メートルの雪の壁が出来上がっていた。
作業員の一人は「寒い日が続いた影響で、例年以上に道路に雪が多く残っているため、作業が大変。山開きまで間に合うように作業を進めたい」と話していた。