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2013年(平成25年) 8月28日(水)付紙面より

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山伏修行「秋の峰」始まる 出羽三山神社

 鶴岡市の出羽三山神社(緒方久信宮司)の山伏修行「秋の峰」が26日、羽黒山などを舞台に始まった。北海道から福岡までの167人が「擬死再生」の荒行に挑んでいる。

 同神社の山伏修行は、出羽三山の開祖・蜂子皇子による羽黒山古修験道を受け継ぐとされる。「秋の峰」は羽黒修験の四季の峰のうち、一般に公開された最大級のもの。今年は18―76歳が入峰(にゅうぶ)した。

 初日の26日、山伏の装束に身を包んだ一行は、正午すぎに手向地区の下宿を出発。途中の神社で笈(おい)に新しい生命を宿すとされる儀式「梵天投じ」を行った後、随神門から石段を登り、山頂を目指した。杉木立にほら貝の音が響く中、五重塔などで拝礼しながら進んだ。

 東京都世田谷区の大学生、皆川大貴さん(20)は「不安と期待が入り交じっている。しっかり修行を積んで生まれ変わりたい」と話していた。

 一行は来月1日までの7日間、羽黒山中腹の吹越峰中堂(ぶちゅうどう)に寝泊まりし、山々を巡る「山駆け」、トウガラシをいぶした煙の中に居続ける「南蛮いぶし」などの行に挑む。

秋の峰が始まり、羽黒山頂を目指す一行=26日
秋の峰が始まり、羽黒山頂を目指す一行=26日



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