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2013年(平成25年) 9月5日(木)付紙面より

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土産用「酒田のラーメン」第2弾 「つけ麺」と「せんべい」 酒田市麺類食堂組合が開発

 酒田市麺類食堂組合(組合長・加賀屋貢「新月」社長、加盟21店舗)は、お土産用「酒田のラーメン」の第2弾となる「酒田のラーメンつけ麺」と、ラーメン味のスナック菓子「酒田のラーメンせんべい」を開発、販売している。加賀屋組合長は「『つけ麺』は麺のこしにこだわり、冷たいつけ麺、冷やしラーメン、温かいつけ麺と3種の食べ方ができるようにした。多くの人から味わってもらえたら」と話している。

 同組合加盟店で提供している「酒田のラーメン」は、トビウオの焼き干し、かつお節、昆布など魚介系だしを豚や鶏の動物系だしと野菜だしで調え、さっぱりしていながらうま味のあるスープが特徴。麺も原料の小麦粉からこだわった自家製で、「毎日食べても飽きないラーメン」(加賀屋組合長)にしている。

 そのラーメンを、味はそのままでお土産用や家庭で食べてもらおうと、同組合は昨年10月、110グラムの生麺4袋とスープ4袋がセットになったお土産用「酒田のラーメン」を開発し発表、これまでに約1万箱が売れるヒット商品となっている。

 今回の第2弾は、つけ麺、冷やしラーメンとしても味わってもらおうと、第1弾をもとに小麦粉の種類・配合、加水率、麺の太さを工夫しながら約2カ月かけて完成させた。第1弾に比べ、麺がやや太いのが特徴。

 一方、「せんべい」は加盟店舗で提供している代表的な酒田のラーメンのスープ、麺を生地に練り込んでいる。今年7月中旬に販売開始、「土産品として徐々に浸透してきている」(加賀屋組合長)という。

 同市こあら二丁目の新月で3日、「つけ麺」の試食会が行われ、参加者はスープにつけた麺をすすっては「おいしい」と絶賛。試食した板橋明美さん(酒田市)は「おいしい。店で食べるラーメンにかなり近い。お土産として利用したい」と話していた。

 加賀屋組合長は「調理法はパッケージに記載しているが、麺の堅さ、スープの濃さ、トッピングなどは自分自身のお好みで」とした上で、「購入者の声をより多く聞き、第3弾を検討していきたい。来年には山形デスティネーションキャンペーンが行われる。このラーメンをきっかけに多くの観光客が酒田に来てくれたら」と話していた。

 「酒田のラーメンつけ麺」は、生麺4袋とスープ4袋がセットとなり1箱1050円(税込み)、「酒田のラーメンせんべい」は9枚入りで525円(同)。いずれも同市の酒田夢の倶楽(くら)や、同組合加盟店舗などで取り扱っている。

酒田市麺類食堂組合が開発した新製品2種
酒田市麺類食堂組合が開発した新製品2種



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