2013年(平成25年) 9月24日(火)付紙面より
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「国際交流まつりin中町2013」が22日、酒田市交流ひろばで開かれた。大勢の家族連れが来場。さまざまな国々の料理を味わったり、民族衣装を試着するなど楽しんだ。
午前11時、民族衣装のファッションショーで開幕。続いて市内の園児、児童らによるチアダンスが披露され、詰め掛けた市民らから大きな拍手を受けた。また、ギターや三味線などの演奏、マジック、フラダンス、ブラジル・サンバなども繰り広げられた。
2階では外国料理の販売。チマチョゴリやアオザイ姿の各国出身者らが、グリーンカレー(タイ)、揚げ春巻き(ベトナム)、ボルシチ(ロシア)、チジミ(韓国)といった“お国のメニュー”を、本場の味付けで提供した。
いろいろな国の言葉で自分の名前を書いてもらったり、簡単なあいさつを覚えるコーナーでは、片言に手ぶり身ぶりを交えてコミュニケーションを図る光景が広がった。
韓国の子供の衣装を試着した進藤愛里依(あいりい)ちゃん(4)=広野保育園年少=は、黄色など原色を使った鮮やかな服が気に入り、赤い扇子を手にポーズ。スマートフォンで撮影した母親の由香里さん(26)は「子供は大喜び、私も楽しんでいる。こういった催しは、とてもいい」と話していた。
まつりは、異文化に親しみ、理解を深めてもらおうと、市民ボランティアと市国際交流サロンで組織する実行委員会が主催。近くの中町モールで「なかまちアート展」を開いた中町中和会商店街と連携し、スタンプラリーも行った。