2013年(平成25年) 12月29日(日)付紙面より
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鶴岡市山王町の鶴岡郵便局(羽生洋市局長)で年賀状を元日に届けるための仕分け作業が本格化し、局員をはじめアルバイトの高校生たちが作業に取り組んでいる。
同郵便局は、鶴岡市と三川町の約5万3000世帯を対象に配達している。年賀状配達に向け、鶴岡地区を中心に5校から121人の高校生アルバイトを雇用した。
作業は投函(とうかん)受け付け開始の15日から始まり、忙しくなる25日から高校生たちが加わった。高校生たちの大半は手作業で地域別に分けられたはがきを世帯ごとにまとめる作業を行い、そのほかは自動読み取り区分機で読み取れなかったはがきの文字や数字をパソコンで打ち込み、区分機に再認識させる作業を行っている。
27日はアルバイトの高校生たちが、それぞれ受け持ちの棚の前に立ち住所を確認して配達先ごとにはがきを仕分けていた。鶴岡工業高3年の五十嵐己喜君(18)は「仕分け作業は細かくて大変だが、住所を間違えないよう丁寧な作業を心掛けている。アルバイト代で友達と卒業旅行に行きたい」と話していた。
同郵便局では元日に約199万枚、期間合計で約263万枚の配達を見込んでいる。