2013年(平成25年) 12月29日(日)付紙面より
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古里に帰省中のプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの長谷川勇也選手(29)=鶴岡市岡山出身、酒田南高出=へ27日、県スポーツ特別賞と鶴岡市スポーツ特別賞が贈られた。パ・リーグの首位打者と最多安打、さらにベストナインに輝いた長谷川選手の活躍を多くの地元ファンが祝福。長谷川選手は「山形の皆さんに良いニュースを届けられた。表彰していただき、良い一年だった」と振り返った。
県スポーツ特別賞は、県内のスポーツ振興に貢献した個人、団体に贈られる。2008年のモンテディオ山形のJ1昇格時に続き、長谷川選手で2例目。贈呈式は三川町の県庄内総合支庁で行われ、大勢の職員が出迎えるとともに活躍を祝う花束が贈られた。
続いて吉村美栄子知事が笑顔で長谷川選手を出迎え、「今季の活躍は県民皆が喜んでいる。来季も期待している」と呼び掛け、記念のトロフィーを手渡した。その後の懇談では、長谷川選手がサイン色紙とサイン入りボールをプレゼント。吉村知事が「山形に良いニュースばかり届けてくれた。県内の野球少年に刺激を与えてくれた」と活躍をたたえた。
一方、市スポーツ特別賞は同日夜、鶴岡市矢馳の市農村センターで行われた祝賀会・激励会(「長谷川勇也選手を応援する会」主催)の席上で、榎本政規市長から長谷川選手に贈られた。
出席した地元ファン約170人が見守る中、長谷川選手は「県と市から栄誉ある賞を頂き感謝。頑張ったおかげで年棒も上がった。それだけ評価されているという自覚と責任を持ってチームを引っ張り、日本一と今季届かなかった200本安打に挑戦したい。来年も応援よろしくお願いします」とあいさつした。