2013年(平成25年) 12月31日(火)付紙面より
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鶴岡市越中山のそば処「大梵字」で30日、年越しそば打ち体験教室が開かれた。親子連れなどが参加し、大みそかに家族で食べるそば打ちに挑戦した。
大梵字が毎年30、31の両日に開いている恒例の体験教室。30日午前は5歳から60代まで親子など8組12人が参加。同店のそば職人の指導を受けながら、朝日地域特産のそば粉を使い二八そばを打った。
初めにこね鉢の中でそば粉に水を加えながらかき回し、球状になるまで力いっぱいこねた。さらに打ち棒で生地を厚さ1ミリ程度まで延ばし、最後に包丁とこま板を使って切りそろえた。参加者たちは生地を四角に延ばしたり、太さをそろえて切ったりするのに苦戦しながらも、そば打ちを楽しんでいた。
昨年に続き2回目の参加という佐藤颯(そう)君(12)=朝日小6年=は「おじいちゃんに教わりながら、楽しく打てた。昨年よりうまく生地を固められた。大みそかに家族で食べたい」と話していた。