2014年(平成26年) 1月17日(金)付紙面より
ツイート
三川町の東郷小学校(五十嵐良克校長、児童105人)で16日、伝統の「凧(たこ)作り」が行われ、地域のおじいちゃんらに教わりながら昔ながらの和凧を作り上げた。
2月の凧揚げ大会とともに同校の伝統行事。今年も5、6年生が大凧、3、4年生が中凧を作ることにし、冬休みに子どもたちが凧絵を仕上げ、休み明けに凧絵の裏に竹ひごを貼るところまで仕上げた。
この日は孫親参観に続いて凧作りが行われ、3年生以上が体育館で町内会ごとに作業。祖父母や保護者、地元の老人クラブのメンバーも参加し、凧糸を結んで反りをつけるなど3校時を使って仕上げた。
おじいちゃんが手際よく凧糸を結び、子どもたちが反りの深さを定規で測るなど協力。見事な武者絵の凧を作っていた6年生の佐藤輝(ひかる)さん(12)は「今年で凧揚げが最後なのでお母さんに手伝ってもらいながらいつもより気合を入れて絵を仕上げた。揚げるのが楽しみ」と話していた。
凧揚げは2月3日を予定している。