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2014年(平成26年) 3月21日(金)付紙面より

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世界の技術学び飛躍期す 五輪金メダリストが高校生を指導

 県高校体育連盟アーチェリー専門部の強化練習会が18―20日の3日間、鶴岡市の小真木原アーチェリー場で行われた。韓国出身でシドニー五輪のアーチェリー男子団体金メダリスト・金清泰(キム・チョンテ)さん(33)=近畿大洋弓部コーチ=が、地元の高校生たちに姿勢や動作など基本技術を指導した。

 金さんは2010年4月から同大洋弓部でコーチを務め、日本に滞在して間もなく丸4年。全国各地で中高生にアーチェリーの競技指導を行うこともあるという。今回は同専門部の指導者研修会、強化練習会の講師として鶴岡に招かれた。

 強化練習会2日目の19日午前は鶴岡工業、鶴岡南、鶴岡北の3校からアーチェリー部員約25人が集まり、金さんから指導を受けた。金さんは一人ずつ射出のフォームなどをチェック。「弓の引き手と押す力のバランスが大切。引けばよいものではない」「的を両目でしっかり見て。軌道を確認しよう」と熱心に指導した。

 第32回全国高校アーチェリー選抜大会(26―28日、静岡県掛川市)への出場を控えた鶴岡南高アーチェリー部の白旗一満主将(2年)は「弓を引く際の手の位置など基本的な技術を教えてもらい、フォームの安定感が増した。これを生かして大会では上位入賞を狙いたい」と話していた。

 また、金さんは「鶴岡の高校生はおとなしくて冗談を言っても反応が返ってこないが、教えたことをしっかり聞く素直さがある。少しでも技術を高めてもらえれば」と話した。

姿勢や手の位置、力のバランスなど基本技術を熱心に指導する金さん(右端)
姿勢や手の位置、力のバランスなど基本技術を熱心に指導する金さん(右端)



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