2014年(平成26年) 3月21日(金)付紙面より
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季節の果物や花の絵に言葉を添えて送る絵手紙の描き方を学ぶ「絵手紙教室」が19日、鶴岡市山王町の鶴岡郵便局(羽生洋市局長)で開かれた。参加者たちが好きなモチーフを描き、絵手紙のこつを学んだ。
教室は手紙文化振興施策の一環として同郵便局が主催。昨年9月末に開いた教室を皮切りに、月1回ほどのペースで開催し、今回で6回目を迎えた。
本年度最後の教室となったこの日は、鶴岡市、酒田市、三川町から20人が参加。趣味で長年絵手紙を描いている鶴岡市神明町の古川順子さん(77)が講師となり、「描くときはゆっくりと筆を動かして」「題材をよく見て」「絵手紙に添える言葉は新聞や本を参考に」と絵の描き方や言葉の選び方などを指導した。参加者たちはユリやニンジン、玉ねぎ、コーヒーカップ、眼鏡など持参した題材をじっくりと眺め、はがきに描いた。
6回全ての教室に参加した三川町神花の秋野和歌子さん(67)は「遠近法や言葉選びは難しかったが先生のアドバイスもあって楽しい。教室でできた友達と絵手紙交換を続けたい」と笑顔で話していた。
今回描いた絵手紙は準備ができ次第、同郵便局窓口に展示される予定。