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2014年(平成26年) 5月13日(火)付紙面より

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八重桜の中 専用道路に 懐かしい“湯野浜電車”登場

 鶴岡市湯野浜と善寳寺を結ぶ自転車・歩行者専用道路で11日、花見イベント「湯野浜電車に乗ろう」が行われた。ミニ湯野浜電車が専用道路を走り、多くの親子連れでにぎわった。

 専用道路は、廃線となった庄内交通湯野浜線の跡地に市が1980年に整備。地元の住民有志が参加を呼び掛け95年から沿道に八重桜の植栽を進めた。

 花見イベントは植栽参加者でつくる「湯野浜桜の会」(菅原忠会長)が会員を集めて毎年この時期開いている。今回は、会員以外も花見に参加してもらおうと湯野浜出身の奥山作雄さん(79)=同市美原町=が作ったミニ湯野浜電車を走らせた。ミニ湯野浜電車は、趣味でミニSLや電車を作っていた奥山さんが、地元の湯野浜電車を懐かしみ善寳寺にある実物の縮尺を図って約20年前に製作したもの。真ちゅう板や銅板、木の板などを使って高さ約30センチ、長さ約90センチのボディーと、高さ約30センチ、長さ約2メートルの乗車部分を作った。

 今年は冬季の雪が少なかったため例年より開花が早まり、桜の見頃は5月初旬となった。この日はすでに桜は散り初めていたが、すっきりと晴れ渡った青空の下、多くの親子連れが会場を訪れた。子どもたちは専用道路に作られた55メートルのレールを走るミニ湯野浜電車に乗り、色とりどりの風船アーチをくぐると、「速い速い」と家族に手を振り、はしゃいでいた。

子どもたちが奥山さん(手前)が運転するミニ湯野浜電車に乗って楽しんだ
子どもたちが奥山さん(手前)が運転するミニ湯野浜電車に乗って楽しんだ



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