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2014年(平成26年) 5月14日(水)付紙面より

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学習しながらシロザケ放流 加茂水産高生が加茂小児童に指導

 鶴岡市の加茂レインボービーチで12日、加茂水産高校(佐藤淳校長、生徒156人)の生徒たちが加茂小学校(升川繁敏校長、児童47人)の児童たちと共にシロザケの稚魚を放流した。

 加茂水産高では2008年度から特別採捕の許可を取り三瀬川でシロザケを採捕し、同校施設で種苗生産を行い、栽培漁業の理念と技術を習得するとともに、講師として児童と接することで学習効果をより深くするため、小学校などとの合同放流を行っている。

 この日放流したシロザケは、同校と赤川サケ生産組合で昨年12月にふ化し、同校で淡水から徐々に海水に変えて飼育した体長約5センチの稚魚。海水になじませての放流は今年が初めて。

 この日は同校海洋資源科アクアライフ系の3年生15人と、加茂小学校の1、2年生19人が引率の教職員と共にレインボービーチに集まった。初めに児童と生徒でグループをつくり、生態などについて学習会を行った。生徒たちは稚魚などを見せながら「サケは80センチほどまで大きくなる」「川で卵を産み、海で大きくなる」などと説明した。

 続いて高校生と児童が一緒に波打ち際へ並び稚魚を放流。児童たちはバケツから海へと向かう稚魚に「バイバイ」と手を振っていた。加茂小2年の佐藤航惺君(7)は「稚魚は小さくてかわいかった。大きくなってほしい」、指導した加茂水産高3年の五十嵐成海さん(17)は「小学生に分かりやすく教えるのは難しかったが、みんな興味を持って聞いてくれてうれしかった」と話していた。

高校生と児童が一緒に稚魚を放流した
高校生と児童が一緒に稚魚を放流した



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