2014年(平成26年) 6月28日(土)付紙面より
ツイート
鶴岡市のNHK文化センター庄内教室のステンドグラス講座の受講生による作品展が、同文化センター併設のNHKつるおかギャラリーで開かれている。
同講座は、同市馬場町でステンドグラス工房「遊工房&シーグラス」を主宰する布川美與子さん(65)が指導。昼夜2コースの受講生合わせて約30人が3、4点ずつ、習作やオリジナルの作品計80点を展示。受講生による作品展は約5年ぶりという。
照明を落とした室内には、ランプや壁掛けミラー、時計、植物を入れるテラリウムなどがずらり。ランプはつるすタイプやコンセントに直接差し込むもの、ティファニーランプと呼ばれる柄の長いタイプまでさまざまあり、花をかたどったデザインの美しさやライトを通して光るガラスの淡い色彩が会場を彩っている。
また、講師の布川さんによるカサブランカの花を黒いガラスの上に立体的に表現した作品をはじめ、サクラの花や円を組み合わせたオリジナルデザインのステンドグラスもあり、訪れた人たちの目を引いている。
布川さんは「やり始めて15年以上というベテランの受講生もいて、オリジナルの作品も多く、ガラスによる表現の幅が広がっている。そんなところも見て楽しんでもらえれば」と話していた。入場無料。展示は29日まで。