2014年(平成26年) 7月4日(金)付紙面より
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県内有数の規模を誇る酒田市の飯森山文化公園アジサイ園で2日夜、ライトアップが始まった。初めての試みで、入り口から約100メートル区間に発光ダイオード(LED)照明10基を設置、園内は幻想的な雰囲気に包まれている。
同公園の中心施設・土門拳記念館と拳湖を囲む約8000平方メートルのアジサイ園は1980年に造成。108種1万350株ものアジサイが植えられており、県内有数の規模となっている。毎年、6月下旬から7月上旬にかけて淡い彩りを見せ、行楽客らの目を楽しませている。管理する市都市計画課によると、今シーズンは少雨の影響で例年より咲き始めが遅く、現在は八分咲きほどという。
夕闇が過ぎて辺りが漆黒に包まれると、LED照明に照らし出されたアジサイが淡く浮かび上がり、一帯は幻想的な光景に。初日夜は行楽客が三々五々訪れ、思い思いに散策していた。
ライトアップは日没から午後10時まで。今月13日まで行われる。