2014年(平成26年) 9月26日(金)付紙面より
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鶴岡市社会福祉協議会(難波玉記会長)が運営するデイサービスの利用者が集まり、軽運動を楽しむ「合同交流会」が24日、鶴岡市の出羽庄内国際村で開かれた。お年寄りが笑顔で腕や背筋を伸ばし、心と体の健康づくりに挑戦した。
今年は音楽と軽運動による交流会とし、今月1、2の両日、市中央公民館で音楽交流会が開かれた。今回は鶴岡市レクリエーション協会副会長で日本レクリエーション協会公認のコーディネーターの今野光男さんを講師に招き、軽運動を楽しむ会とした。
交流会には8施設から約70人が参加。今野さんの指導でお年寄りたちは両腕を上げ、左右に伸ばす運動で体側を刺激した。さらにラップの芯を利用した指先の運動、足踏み運動などを1時間にわたり楽しんだ。
今野さんはユーモアを交えながら「デイサービスを利用している時だけでなく、家の中でもできる簡単な運動。少しずつでよいので毎日体を動かそう」と呼び掛けると、お年寄りの間に笑顔が広がっていた。参加した80代女性は「とても面白くて参考になった。家の中でも頑張って運動してみる」と話していた。