2014年(平成26年) 10月28日(火)付紙面より
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第60回鶴岡市駅伝競走大会(鶴岡市、市教委など主催)が26日、同市の宝田体育館スタート、市小真木原陸上競技場ゴールの15区間65・2キロのコースで行われた。激走を繰り広げる26チームの選手たちに沿道の観客から拍手や声援が飛んだ。優勝は第四学区で前年の4位から躍進。2位は第五学区、3位は第三学区だった。
旧市が1955年、市民相互の交流と活性化、駅伝の競技力向上を図ろうと始めた。2005年の市町村合併以降は鶴岡地域の学区単位21チームに、旧5町村地域の5チームが加わり計26チームによる対抗戦となっている。
この日は爽やかな秋晴れとなり、午前8時の号砲を合図に1区の選手が宝田体育館をスタート。栄―京田―大山―西郷―湯野浜―加茂―由良―三瀬―上郷―田川―湯田川―大泉―黄金―斎の各地域を経てゴールの小真木原陸上競技場へ至るコースを、選手たちが力強い走りでたすきをつないだ。各地域のコミセンなど中継地点では、沿道に大勢の家族や友人が詰め掛け「頑張れ!」「もう少しだ」などと選手たちに声援を送っていた。
2014年(平成26年) 10月28日(火)付紙面より
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「山形つるおか新そばまつり」の皮切りとなる「ふるさとむら宝谷新そばまつり」が26日、鶴岡市宝谷のふるさとむら宝谷で行われた。行楽日和に恵まれ、大勢の家族連れが足を運び、地元産そば粉を使った打ちたて、ゆでたてのそばを味わった。
この日は正午の引き換えスタートを前に会場は食券を買う人で混雑。ざるそばとわんこそばの2種を中心に、つきたて餅や芋煮、「いなりそば」などを販売。屋外に設けたテーブル席でゆでたてを振る舞い、周囲ののどかな風景とともに行楽客が新そばを楽しんだ。市内から家族で訪れた女性(26)は「初めて食べたが腰があって、甘いたれとも合っておいしかった」と笑顔で話していた。
会場ではほかに、新そばの早食い競争、斜面を利用した長さ200メートルの流しそばなどのイベントも行われ、にぎわった。
つるおか新そばまつりは、作付面積県内一の「鶴岡産そば」のブランド化を図ろうと昨年から市内全域のそばまつりを連携して実施。今後は、越沢そばまつり(11月1、2日)、「田川森のふるさと村」新そばまつり(11月2日)、庄内あさひ新そばまつり2014(11月9日)のほか、11月9日まで市内のそば屋協賛17店舗でも鶴岡産の新そばを提供している。