2014年(平成26年) 12月20日(土)付紙面より
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鶴岡市立京田小学校(佐藤典子校長、児童82人)でこのほど、学校PTA(大川義勝会長)主催の交流事業「親子で楽しむフォークダンス」が開かれ、全校児童と保護者、教職員合わせて約180人が体育館いっぱいに輪をつくり、楽しく交流した。
同校では毎年この時期、PTAが企画して、講演会やレクリエーションなどを通し、親子が一緒に学んだり交流する機会を設けている。今年は学校指導要領でダンスが必修科目になったこともあり、講師を招いたフォークダンス教室を開くことにした。
講師の真田邦夫さん(全国フォークダンス指導者2級)は「フォークダンスは世界各国、その土地その土地で伝えられてきた踊り。うまくなくていい。みんなで楽しく踊ることが魅力」と話し、ロシアの「タタロチカ」、ドイツの「キンダーポルカ」など4曲を指導。
慣れないステップやポーズに最初は戸惑っていた児童たちも、1曲1回の練習でほぼマスター。「ちょっと難しいけど、うまく踊れるようになって楽しい」「思ったより疲れる。体がぽかぽかしてきた」と、お父さんやお母さん、先生たちと手をつなぎ、音楽に合わせて心地よい汗を流していた。
2014年(平成26年) 12月20日(土)付紙面より
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鶴岡市の東栄小学校(尾形圭一郎校長、児童106人)で19日、地域に伝わる「獅子踊り」の引き継ぎ発表会が行われた。卒業間近の6年生から下級生へ獅子頭が引き継がれた。
同校では学区内の添川と東堀越地区にそれぞれ伝わる獅子踊りを地域の教育活動に活用し、特色ある学校文化活動として1992年度から取り組んでいる。6年生は入学式や運動会などの学校行事で獅子踊りを披露してきた。
同校体育館で行われた発表会では、保護者や地域住民が見守る中、6年生21人全員が、獅子頭に藍色のはかま、鈴の付いたわらじなどで正装して小学生最後の踊りを披露した。添川の踊りでは、前後に獅子頭を勢いよく振るなど躍動感のある踊りを披露。続く東堀越獅子踊りは、添川とは違ったリズム。力強い太鼓の音、息の合った動きで下級生や観客を魅了した。
その後、獅子頭の引き継ぎが行われ、6年生が5年生と4年生に獅子頭をかぶせ、顎ひもをしっかりと締めてあげていた。5年生の代表が「獅子踊りをしっかり引き継いでいきます。6年生の皆さんありがとうございました」と決意と感謝を述べた。
最後には、夜間練習にも取り組んできた4年生と5年生による獅子踊りが行われ、6年生や観客に披露した。