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荘内日報ニュース


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2014年(平成26年) 1月17日(金)付紙面より

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エールに送られ実習航海スタート

 鶴岡市の加茂水産高(佐藤淳校長、生徒155人)の漁業実習船「鳥海丸」(233トン)が15日、総合実習航海のため同市の加茂港を出航した。同校の2年生が乗り組み11月12日までの約2カ月間にわたり、日本海や太平洋でイカ釣りやはえ縄漁などを学ぶ。

 実習航海は操船技術を学ぶとともに、漁業に理解を深めることを目的に毎年実施しており、今回は海洋技術科工学系の2年生男子13人が乗船し、指導教官2人、船長ら乗組員15人と共に航海に臨む。航海の前半は本県沖など日本海でイカ釣りやカニかご漁、後半は小笠原諸島沖でマグロはえ縄漁の実習が予定されている。

 出港式が同校近くの加茂港内で行われ、全校生徒や教員、保護者らが参加。佐藤校長が「船のスペシャリスト、いざというときに動ける人、与えられた仕事を100パーセントこなす人を目指し、一人前の海の男に成長することを期待する」と激励。航海に出る生徒たちは「船酔いに負けずしっかり学んでくる」など一人一人が決意を発表し、実習生を代表して阿部竣君が「見聞を広め有意義な実習となるよう互いに助け合い、2カ月間頑張ってくる」と決意を述べた。

 色とりどりの紙テープと岸壁からの「頑張ってこいよ」のエールに送られ、実習生たちは実習航海をスタートさせた。

2カ月間の航海に向け決意を発表した実習生たち
2カ月間の航海に向け決意を発表した実習生たち


2014年(平成26年) 1月17日(金)付紙面より

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揚げるのが楽しみ 三川町東郷小 地域と一緒に伝統の凧作り

 三川町の東郷小学校(五十嵐良克校長、児童105人)で16日、伝統の「凧(たこ)作り」が行われ、地域のおじいちゃんらに教わりながら昔ながらの和凧を作り上げた。

 2月の凧揚げ大会とともに同校の伝統行事。今年も5、6年生が大凧、3、4年生が中凧を作ることにし、冬休みに子どもたちが凧絵を仕上げ、休み明けに凧絵の裏に竹ひごを貼るところまで仕上げた。

 この日は孫親参観に続いて凧作りが行われ、3年生以上が体育館で町内会ごとに作業。祖父母や保護者、地元の老人クラブのメンバーも参加し、凧糸を結んで反りをつけるなど3校時を使って仕上げた。

 おじいちゃんが手際よく凧糸を結び、子どもたちが反りの深さを定規で測るなど協力。見事な武者絵の凧を作っていた6年生の佐藤輝(ひかる)さん(12)は「今年で凧揚げが最後なのでお母さんに手伝ってもらいながらいつもより気合を入れて絵を仕上げた。揚げるのが楽しみ」と話していた。

 凧揚げは2月3日を予定している。

祖父らに手伝ってもらいながら大凧を仕上げる東郷小の児童
祖父らに手伝ってもらいながら大凧を仕上げる東郷小の児童


2014年(平成26年) 1月17日(金)付紙面より

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無病息災願う 荘内神社恒例「どんど焼き祭」

 鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で15日夕、恒例の「どんど焼き祭」が行われた。市民らが古いお札や正月用の松飾りなどを持ち込み、お清めの火で焼いて感謝を込めるとともに今年1年の無病息災を願った。

 どんど焼きは小正月の行事で全国各地で行われている。同神社では、松飾りや古くなった神棚などを浄火でたき上げるとともに、神様にささげた供え物の「お下がり」を食べて御利益を願う。門松が燃えて「どーん、どーん」と聞こえるのがどんど焼き祭の名称の由来とされる。

 この日は神社の参道に高さ、幅ともに約3メートルの焼き場が設けられ、市民が持ち込んだ松飾りやだるまなどが積み上げられた。午後5時すぎ、神事で石原宮司ら神官と一緒に参拝客が「唱え詞」を読み上げ、たいまつで浄火がつけられた。勢いよく火柱が上がると静かに手を合わせたり、竹ざおの先にスルメや昆布、餅を挟んであぶっていただきながら、今年1年の健康などに願いを込めていた。

 昨年に引っ越してきたという市内の会社員、松崎勝美さん(42)は妻と子ども2人とともに訪れ、「初めて来た。家族4人の健康を願いました」と話していた。

参拝客が燃え上がる浄火でスルメなどをあぶり、御利益を願った
参拝客が燃え上がる浄火でスルメなどをあぶり、御利益を願った



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