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2014年(平成26年) 4月22日(火)付紙面より

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高校生が“先生”ハタハタの生態学ぶ 加茂水高 由良保育園と一緒に稚魚を放流

 鶴岡市の加茂レインボービーチで21日、加茂水産高校(佐藤淳校長、生徒156人)の生徒たちが由良保育園(齋藤まり子園長、園児33人)の園児たちと共にハタハタの稚魚を放流した。

 同校では1997年度から、同校施設でハタハタの育苗生産を行い、地域の保育園などと合同放流を行ってきた。放流を通じて栽培漁業の理念と技術を習得させるとともに、高校生が講師として園児に接することで学習効果をより深めようという狙い。

 この日は同校海洋資源アクアライフ系の3年生16人と、同保育園の3―5歳児22人が引率の教職員と共にレインボービーチに集合。初めに園児と高校生が7、8人のグループになり、高校生が講師となってハタハタの生態などについての学習会を行った。生徒たちは稚魚を見せ、「ハタハタの赤ちゃんです」「小さなエビを食べて大きくなる」などと説明し、「ハタハタの赤ちゃんを上から落とすとびっくりするので下から放してあげて」と注意した。

 続いて高校生が稚魚を入れたバケツを持って園児の手を引き海際へ並び優しく放流した。乙坂果穏ちゃん(4)は「ハタハタはかわいかった。大きくなってほしいな」と笑顔で稚魚を見送った。授業を終えて山楯海君(17)は「人に教えるのは難しい。分かりやすく教えてくれる先生たちはすごいと思った」と感想を話した。

 28日には同校と同市加茂の立正保育園の園児たちが合同放流を行う。

高校生が園児たちと一緒にハタハタの稚魚を放流した
高校生が園児たちと一緒にハタハタの稚魚を放流した


2014年(平成26年) 4月22日(火)付紙面より

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満開の桜と黒川能がコラボ 恒例の大山公園さくらまつりにぎわう

 鶴岡市の「大山公園さくらまつりと黒川能鑑賞会」が20日、旧鶴岡西高野球場跡の大山地区イベント広場で開かれ、同市黒川地区に伝わる黒川能(国指定重要無形民俗文化財)の上演や地元サークルの発表など多彩なイベントが繰り広げられた。

 大山観光協会や出羽商工会大山支所などで組織する実行委員会が主催し、毎年開催している。この日は、満開となった大山公園の桜見物に地区内外から大勢の花見客が繰り出した。

 特設ステージと観覧席が設けられたイベント広場では、黒川能の上座が狂言「鬼清水」、能「羽衣」の2番を上演。咲き誇る桜並木を背景にした開放感ある会場で、来場者たちが伝統の黒川能を堪能。地元の伝統芸能「いざや巻」や歌や踊りのサークル計11団体がステージ発表した。

 花見団子や孟宗(もうそう)汁、大山地区自慢の地酒の売店、子供を対象にしたポニーの乗馬体験などもあり、大勢の家族連れが春の一日を思う存分に楽しんでいた。

黒川能が上演され、大勢の花見客が満開の桜とともに鑑賞した
黒川能が上演され、大勢の花見客が満開の桜とともに鑑賞した



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