2014年(平成26年) 5月11日(日)付紙面より
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鶴岡市の産直施設「百万石の里・しゃきっと」主催の「組合員の畑見学会」が10日、同市内の栽培農家で行われ、親子がキュウリ収穫と孟宗(もうそう)掘りを体験した。
栽培農家が日頃、どのように新鮮な作物を作っているのか、農場を見学して知ってもらおうと、しゃきっとが毎年実施している。
この日は、鶴岡市内の親子4組合わせて10人が参加。小淀川のキュウリハウス(松浦まきさん方)と、谷定の竹林(阿部貢さん方)をそれぞれ訪問した。
このうち、松浦さん方のハウスでは、収穫サイズの22センチ前後に成長したキュウリ(品種名シャープ1)の収穫を楽しんだ。
子どもに農作物の収穫を経験させようと市内から参加した斎藤公美さんと琥珀君の親子は「キュウリ畑に入ったのは初めて。とてもみずみずしい」と一本ずつ慎重にキュウリを収穫していた。松浦さんからは、記念にハーブの一種のバジルの苗が参加者全員にプレゼントされた。
この畑見学会は、7月にメロン農家、9月にミニトマトとサツマイモの栽培農家でも行われる。
2014年(平成26年) 5月11日(日)付紙面より
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「酒田緑の少年団」の入団式が10日、酒田市総合文化センターで行われた。本年度の全団員が読み上げられ、新入団員には緑色の団の帽子、スカーフなどが授与された。
同少年団は、緑に親しむことで自然や人、社会を愛することのできる人材育成を目的に1976年に結成。39期となる本年度の団員は、新入団の6人を含めて旧市内の小学3年から中学2年までの児童・生徒計21人。
入団式では、団の事務局長を務める秋葉弘毅・市農林水産課長が新入団員一人一人に帽子とスカーフ、名札を手渡した上で、「活動を通して仲間づくりを図りながら、酒田を愛する気持ちを養ってほしい。1年間頑張っていこう」と呼び掛けた。
引き続き団員たちは同市の東山森林公園にバスで移動し、本年度初の活動。散策や山菜採りなどで緑に親しんだ。新入団員の尾崎楓華さん(9)=亀ケ崎小4年=は「自然を守って酒田を緑豊かな街にしたい」と話していた。
同少年団は来年3月まで計6回にわたり、緑に親しむ活動を繰り広げる。