2014年(平成26年) 7月29日(火)付紙面より
ツイート
庄内地方の花火大会のトップを切って26日夜、遊佐町民花火大会が同町西浜海岸で開かれ、約3000発の色鮮やかな大輪の花が夏の夜空と海面を彩った。
NPO法人遊佐観光協会(庄司茂正理事長)などで組織する実行委員会が町民などから広く協力金を募って例年この時期、「ゆざ町・夕日まつり」の第2夜として開催。規模は大きくないが約50年前から休むことなく続いている。
日中は35度を超える「猛暑日」となったものの、日没後は涼やかな海風が吹き、絶好の花火日和。アニメソングや最新ヒット曲、町内の遊佐中と遊佐高の生徒たちからのリクエスト曲に合わせて大玉やスターマインなどさまざまな花火が夜空を焦がし、会場を訪れた観客は夜空と大きな拍手を送っていた。
2014年(平成26年) 7月29日(火)付紙面より
ツイート
仙台管区気象台は28日、山形県を含む東北南部および東北北部が梅雨明けしたと発表した。東北南部は昨年より10日早く、平年より3日遅い梅雨明けとなった。
山形気象台によると、東北南部は先月5日ごろに梅雨入りし、53日間で梅雨明けした。この日の東北地方は日本海側の寒気の影響で、一部で曇りやにわか雨となっているほかは高気圧に覆われて晴れた。正午までの最高気温は鶴岡27・2度、酒田で26・1度だった。
鶴岡市羽黒町荒川の笹川第2揚水機場と近くの藤島川では、鶴岡市立いずみ保育園(同市羽黒町市野山、齋藤由美子園長、園児112人)の年長児たちが水遊びを楽しんだ。水土里ネット笹川(村上誠理事長)主催の親水事業で、今回は年長児25人が参加した。
同ネットの役職員や県、市の関係者、保育士など約40人が見守る中、園児たちはペットボトル製のいかだでの川渡りや、揚水機場前に設置したミニプールでビニール製のボートに乗ったりビーチボールを投げ合ったりと水遊びを楽しんだ。中には何回も繰り返していかだに乗る園児もおり、川辺に歓声が響いていた。
同気象台によると、向こう1週間は気圧の谷の影響で曇る日もあるが、高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。