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2015年(平成27年) 2月6日(金)付紙面より

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清水くみ龍神様へ 家内安全など願う

 立春の4日、鶴岡市下川の善寳寺(五十嵐卓三住職)で恒例の「お水取り式」が行われた。県内外から大勢の参拝者が訪れ、家内安全や無病息災を願いながら境内の沢から清水をくみ取った。

 2頭の龍が身を潜めているとされる「貝喰(ば)みの池」に注ぐ龍王沢から清水をくみ、同寺の守護神・龍神様にささげる立春の恒例行事。清水をくむと願いがかなうという言い伝えがある。

 この日は晴れ間が見え、庄内一円をはじめ県内外から多くの参拝客が足を運んだ。気温が上がったこともあり、お水取り式が行われた同寺「奥の院」周辺は雪がほとんど見られなかった。貝喰みの池のそばにある龍神堂で祈祷(きとう)が行われた後、裏の龍王沢で五十嵐住職に続いて参拝者が水をくんだ。

 僧侶の読経の声が響く中、参拝者たちは静かに手を合わせ、水をくんで朱色のたるに注いだ。たるは白装束の男性が担ぎ、参拝者と共に行列を組んで本堂へ運んだ。その後、本堂で立春大祈祷が行われた。

 毎年参加しているという新潟市の60代主婦は「家族が何事もなく一年を過ごせるよう願いを込めた」と話していた。

参拝者が家内安全などを願い、龍神様にささげる水をくんだ
参拝者が家内安全などを願い、龍神様にささげる水をくんだ



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